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カテゴリー別アーカイブ: 高圧改修工事

高圧機器改修、三相高圧トランス他交換!①

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

少し前に、高圧機器の準備をしていた件での

もう一校の停電工事の様子です(*’ω’*)

高圧工事の準備、トランス積込!

 

今回の工事では、LGR、ZCTを2基ずつ交換、

そして、三相トランスを一台交換します(‘◇’)ゞ

 

こちらのトランスを100KVAから150KVAへ交換

します(*’ω’*)

4tユニックの上にトランスを積み込んで搬入、

荷台に弊社のミニユンボを載せているのは、

転倒防止の重りとして積載しておきます(‘ω’)ノ

 

まず電気主任技術者さんに、構内柱のPASにて遮断器を

開放し、停電作業にはいります(*’ω’*)

 

 

LBSで放電し、工事接地を取付してもらいます(*’ω’*)

漏電火災警報器、LGR

こいつも電灯、動力それぞれの回路1基ずつ交換ですが、

新しい機器は小さくなっているため、

 

事前に準備している取付板を用いて固定します(*’ω’*)

 

 

端子のビスを外し、古い器具を撤去します(*’ω’*)

 

加工した板を使って、取替します(*’ω’*)

本体は小さくなりましたが、まあまあ景観に溶け込んだ形で

納まりました(*’ω’*)

 

裏っかわも綺麗にまとまりました(*’ω’*)

 

LGRとセットで交換するのが、

この変流器(ZCT)も2基分であります(*’ω’*)

緑色のアース線が貫通している黒い装置ですが、

 

ここで、漏電電流を検知します(*’ω’*)

 

 

非常に狭い場所に取付されています(; ・`д・´)

 

貫通型のため、電線をくぐらせるために、

一旦圧着端子を切断し、

新しい製品をくぐらせておいて、

 

再び圧着端子を取付します(‘ω’)

 

こうして、新しいZCTに交換されます(‘ω’)

長くなりそうなので、ここで一旦キリをつけます(*’ω’*)

のこり、トランスの交換模様を次回にお伝えします(‘ω’)

キューピクル内高圧機器取替!高圧進相コンデンサ他取替!②

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

高圧改修工事の続きになります(*’ω’*)

キューピクル内高圧機器取替!高圧進相コンデンサ他取替!①

今回は、この高圧進相コンデンサ(SC)の取替です(*’ω’*)

 

左がSC, そして、右側が直列リアクトル(SR)です(‘ω’)

突入電流の抑制や、高調波の抑制などの理由で、

コンデンサとセットで基本的にはセットするのが

高圧設備基準で決まっています(‘ω’)

 

取替は電線3本と接地線しかないので、

簡単に交換できます(*’ω’*)

作業完了です(‘◇’)ゞ

廃材を積込、適正処理します(‘ω’)

さて、本工事が済んだので、

復電する前に試験をします(*’ω’*)

 

絶縁測定、その他リレー試験をします(*’ω’*)

 

漏電電流を200mA 、400mA、、、とそれぞれあげていき

感知し、LGRが働いて、職員室まで信号がちゃんと伝わるのかを

確認します(‘ω’)

 

この学校周辺は、電柱の無い地域でして、

地下埋設にて関電より電気を供給しています(‘ω’)

 

電柱のASでは無く、開閉器が地上についていまして、

ハンドルの操作により開閉してもらいます(‘ω’)

 

1次側の電圧を確認し、それぞれ構内に電気を送ります(‘ω’)

 

太陽光システムは手動で復帰する規約となっているので、

復電後、必ず手動復帰盤にて、太陽光システムを復旧しないと

このようにパトライトが光り続けています(; ・`д・´)

 

太陽光も復旧し、

各地動作確認を教頭先生にしてもらいます(*’ω’*)

 

警備会社セコムにも復電の連絡をします(*’ω’*)

休日に停電工事をするので、

 

連絡がないと、泥棒などに侵入されたと判断し、

セコムはサイレン鳴らして飛んできますので注意(; ・`д・´)!

 

こうして、高圧改修工事は完了です(‘◇’)ゞ

現場での工事自体はそんなにたいそうではないですが、

 

ここまでに至るまでの準備や書類作成、

そして、これからの工事写真、書類をまとめるほうが

大変ではあります(; ・`д・´)

 

しかしながら、万が一を想定し、安全第一で作業を完了し

完了検査に合格するために、丁寧で綺麗な工事をこれからも

心掛けたいと思います(‘◇’)ゞ

キューピクル内高圧機器取替!高圧進相コンデンサ他取替!①

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

先日より、いろいろ準備をすすめていた高圧機器取替工事

の一件目の様子をご紹介(*’ω’*)

高圧工事の準備、トランス積込!

 

今回の工事では、高圧進相コンデンサ、

LGR、ZCT2基ずつの交換という小規模の改修です(*’ω’*)

 

電気主任技術者様に、まず停電操作を行ってもらいます(*’ω’*)

LBSで停電確認後、放電、

作業接地を取付してもらって、作業開始(*’ω’*)

 

 

黒い四角が、LGR(漏電火災警報器)です(*’ω’*)

漏電の際、この機械が検知し、ベルを鳴らしたり、職員室に

信号を送ったりします(*’ω’*)

キューピクルの裏側に接続端子がついているので、

普段皆さんがキューピクルの扉を開けてみるさいは、

中身はあんまり見ることがないですよね(; ・`д・´)

古い機器を取り外します(*’ω’*)

そして、新しい機器は小さくなっているので、加工板を取付

ます(*’ω’*)

きれいにおさまりました(*’ω’*)

 

裏側の結線をおわらせます(*’ω’*)

 

LGRとセットで交換するのが、

ZCT(互換性零相変流器)というものです(‘ω’)

 

単相回路と、三相回路それぞれ、

一つずつ、接地線より漏電電流を感知する輪っかが

あります(*’ω’*)

 

 

この輪っかをZCTといい、ここで漏電電流を感知し、

LGRに信号を送るわけです(‘ω’)

 

二つに分割するタイプもありますが、

今回は非貫通型で、一旦接地線を取り外さないと、

機器が交換できません(; ・`д・´)

交換しにくい場所にあるだけで、こちらは2線の信号線しか

接続しなくていいので、簡単です(‘◇’)ゞ

コンデンサ用のカットアウトスイッチ、白い碍子ですが、

こちらの中にヒューズが入っているので、

今回はヒューズのみ交換です(‘ω’)

 

パかっと開くと、中には、こうしたヒューズがついた筒が

入っています(*’ω’*)

今回は、限流ヒューズというちょっと性能のいいヒューズで、

筒ごとの交換になります(*’ω’*)

 

碍子本体も交換したかったらしいのですが、

受注生産で6ケ月ほどかかる為、設計段階で省かれたそうです、、。

交換が終わりました(*’ω’*)

あんまり変化がなく、蓋をしめると、中身もわからないので、

 

図面をはちがった容量のヒューズが入っているパターンも

あるので注意です(; ・`д・´)

 

すこし長くなったので、次回へ続く(; ・`д・´)!

 

高圧工事の準備、トランス積込!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

高圧工事の段取りをしているなか

漏電火災警報器(LGR)取付用板 加工!

高圧機器が納入されました(*’ω’*)

 

いつも弊社では事前に自社倉庫に納入し、

検品兼ねて、材料の個数の違いや型番が違いなどの抜けが

無いかを入念にチェックします(*’ω’*)

 

材料屋さんも、人間ですので

注文間違いはたまにあります(; ・`д・´)

 

こちらの発注ミスの時もありますし、向こうの聞き間違いも

有りますが、、

 

もし材料が間違っていたりしたとして、

責任はどちら、、などと言い合っている暇があれば、

 

すぐ注文し直すべきなので、

早めに倉庫入れして、自分の目で確かめるわけです(*’ω’*)

 

これを例えば、工事日に直接現場に納品してくれという風に

してしまったら、

 

直接もってきて、材料が間違っていたら、、

もう手遅れですよね(; ・`д・´)

 

工事の数日前、数週間前に納入されれば、

最悪、メーカーから取り寄せしなおしなどの時間的猶予が

あります(; ・`д・´)

 

赤帽に走ってもらってなんとかなったケースも

過去いくつか経験は有りますが、

 

そういうのを繰り返すのではなく、

早めに納品して、梱包の封を開けて確認など

自分が確かめないとだめだと悟りました(; ・`д・´)w

 

現場監督を長くやっていると、わかってきます、、。

 

そういった責任をどうこういっても、

結局、自分が責任者なので、最終的には

 

自分の確認不足

 

なだけで、、人にどうこう言っても仕方ないのです(; ・`д・´)

 

封を開けて、固定の取付ピッチなど

仕様書だけでなく、実際のモノをみて測ったりして

当日のイメージを膨らませます(‘ω’)

取扱説明書なども

先の納入しておくと、 コピースキャニングなどの

完成図書に必要な作業をすこしでも進めることもできます(‘ω’)

 

一番の大物は、トランス入替なので、

どうすれば効率よく、重量物を撤去、据付できるのか、

楊重作業を安全に行うために思考をめぐらせます(; ・`д・´)

 

工事前日に、ユニックをリースしておいたので、

トランスの積込時に、

実際、トランスの楊重作業の距離を現地と同じと

想定して吊ってみます(*’ω’*)

 

現場では、フェンスがあって、ユニックが近づけないので、

 

キューピクルのトランス設置の部屋から、フェンスまで4m

現場と同じ距離を試しに吊ってみます(*’ω’*)

今回更新のトランスが600㎏程あって、

吊る位置が、ユニックの真横かやや前方になって、

安全ではない為、

 

ユニックの荷台に重りを載せておきます(‘ω’)ノ

 

バックホウが2tなので、2tの重りとして

ユニックに積んでおきます(‘ω’)ノ

 

そして、トランスを積込し、荷造りします(*’ω’*)

 

これで当日のリハーサルも完璧です(*’ω’*)

当日円滑に作業ができるための

下ごしらえに弊社は、時間をそそぎます(*’ω’*)

 

 

 

 

 

 

漏電火災警報器(LGR)取付用板 加工!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

某小中学校で高圧改修工事がもうすぐありまして、

 

漏電火災警報器(LGR)(ZCTも)を交換する箇所があります。

 

今回更新するLGRが 既設のLGRよりも小さい為、

板をまず取付して、

それを小さく開口しなおすという方法をとります(*’ω’*)

 

既設のLGRは、この中央の四角い装置でして、

 

新しく更新する機器が、小さくなってしまうわけです(; ・`д・´)

 

そして、その対で交換するZCTが、こちらです(*’ω’*)

 

貫通型なので、どこか接地線を浮かして、抜き取らないと

鋼管できません(*’ω’*)

 

たぶんこのZCTは簡単に交換できそうですが、

 

LGRはすこし、取付に頭をひねるわけです(; ・`д・´)

 

暑さ5ミリの塩ビ板を用意します(*’ω’*)

寸法を調べて、ケガキます(*’ω’*)

 

ジグソーで切り抜きし、、

取付用の板を4か所分制作(*’ω’*)

 

できあがり(*’ω’*)

、、たぶん、これで合うはず(; ・`д・´)

 

停電日にばたばたしなくていいように

倉庫でこうした準備は出来るだけしたい派なので、

 

4か所分とも作っておきます(‘ω’)ノ

出来上がりました(*’ω’*)

多少の調整は、ヤスリをかけるくらいでいけそうです(*’ω’*)

 

 

微調整すると、

 

 

取付板準備完了です(‘◇’)ゞ

 

一校は、コンデンサとLGR,ZCT

もう一校は、トランスとLGR,ZCT といった

 

簡単な内容ですが、

停電工事なので、やはりこれでもかというくらい

確認しまくって、準備に準備を重ねて当日に

のぞみたいです(*’ω’*)

 

 

 

柱上高圧ガス開閉器(PGS)交換!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

過去の工事ではありますが、柱上高圧気中開閉器(PAS)の交換は

よくしてきましたが、

PASではなく、PGS(柱上高圧ガス開閉器)というものも交換したことが

あります(‘ω’)

 

普通の気中開閉器(PAS)も 空気の力によって、高圧電流の遮断をする

のですが、

ガス開閉器(PGS)は、SF6と呼ばれるガスの力で、

それを遮断するものです(*’ω’*)

 

300Aで見た感じ、コンパクトで、

PASよりも重量は小さくなるメリットがあるものの、

 

中に封入しているSF6ガスの処分が大変なので、今回は、

普通の気中開閉器(PAS)への更新になりました(*’ω’*)

 

 

こちらのSOG制御装置もセットで更新です(*’ω’*)

 

新しいSOG装置に交換です(‘ω’)

 

 

新しい PASは300Aなので、

ユニックで吊り上げて、高車と柱上作業によって

設置します(*’ω’*)

 

300AのPASなので、やはり、すこし大きく重たいので

バケット車の中からよいしょと人力で柱上アームへ引掛けるには

ちょっとしんどいです(; ・`д・´)

一般の方が電柱を見上げた時には、小さな箱にしか見えませんが、

実際持ってみると、、結構重たい鉄の箱です(; ・`д・´)

高圧ケーブルは既設のモノを再利用なので、

端子部分でボルトナットで再取付(*’ω’*)

高圧ピン碍子もこういった機会に綺麗に清掃しておきます(*’ω’*)

このちいさな汚れだったり、亀裂が、絶縁を悪くすることを

経験したことがあれば、

碍子をきれいにすることの重要性をきっちり理解できます(*’ω’*)

1次側は、関電(きんでん)の施工となります(*’ω’*)

このPASこそが、電力会社と、お客様との責任分界点になるので、

施工もきっちり、関西電力と、施工業者とは分けて考えます(*’ω’*)

 

工事中の事故もまた、区別しておくことで、万が一の有事の際も

きっちり責任が明確になるからです(*’ω’*)

 

施工後は、メガチェック、リレー試験を経て、

復電です(*’ω’*)

柱上作業で、なおかつ責任分界点の丁度いいところの工事なので

こうした、作業車や作業人員も多く必要で、大変な工事に

なってしまうのですが、

 

万が一、波及事故などをおこした際にすぐ対応できて、

そして、責任を明確化できる体制で工事することが大切だといえるでしょう!

高圧工事、PAS,SOG取替工事!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

最近土木や、水道の紹介ばかりですが、一応電気屋さんなので、

たまに、高圧機器の更新工事もあります(; ・`д・´)

 

今回は、高圧気中開閉器(PAS)、SOG制御装置の取替工事を

した時の紹介をさせていただきます(*’ω’*)

高圧受電されている、施設には、必ず、構内柱というものがあり、

そこに、電力会社から電気を引っ張ってもらいます(*’ω’*)

 

その柱上に、開閉器を設けるわけです(*’ω’*)

電力会社と、お客様との責任分界点です(*’ω’*)

この開閉器より後ろの設備は、すべてお客様側の持ち物になるので

電気的なことで事故や災害があっても、電力会社は保障しません(; ・`д・´)

 

今回紹介するのは、この構内柱の一番最初に設置されている、

高圧気中開閉器(PAS)と、SOG制御装置 というものを取替する工事(*’ω’*)

 

SOGは、このような屋外の場合は箱の中にある制御装置のことで、

地絡などを検知した場合、信号をPASに送って、回路を遮断します( ;∀;)

 

構内で、地絡、短絡などで大電流が流れたりした場合、送電線を渡って

となりの家や施設などに波及事故を起こす為、

 

それらを防止する為に信号をおくる大切な役割があります(; ・`д・´)

箱の中には制御装置があり、柱上のPASと制御ケーブルでつなぎます(; ・`д・´)

 

たいていPASとSOGはセットで更新します(*’ω’*)

PASは、この写真では、柱上の右側になります(; ・`д・´)

右側が PAS、

そして、左側が 電力会社のVCTという機器になります(*’ω’*)

今回は、このPASのみ交換します(*’ω’*)

まず古いPASにつながっている電線を取外し、

機器を撤去します(*’ω’*)

 

 

新しいPASは少し大きくなるので、

ウインチ付きの高所作業車などで、吊りおろし、

柱上で作業員が手元作業をします(*’ω’*)

 

新しいPASを固定します(*’ω’*)

 

そのあと、ケーブルの接続作業になります(*’ω’*)

 

接続完了です(*’ω’*)

 

今回は、高圧ピン碍子と高圧カットアウトスイッチは

撤去し、

 

直接PASからVCTへ接続しました(*’ω’*)

保安協会などの、電気管理技術者さん側で リレー試験など

を行って、問題がないことを確認します(*’ω’*)

絶縁抵抗値は問題ないか、リレー試験で動作確認を

しっかり確認し、問題がなければ、

電力会社さんより 電源を投入してもらい作業完了です(*’ω’*)

 

こういった危険作業を伴う工事は、

それぞれ役割をきっちり決め、それぞれがその分野で

責任をもってきちんと作業することで、事故を限りなくゼロにする

ことができると思います(*’ω’*)

 

弊社はいつでも、作業手順の順守、安全確認を怠らず、本日も

安全作業に従事致します(*’ω’*)

高圧ケーブル屋内端末処理、装柱作業!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

今回は、前回で紹介した塩害地域用の端末処理を施した高圧ケーブル

を入線し、反対側の屋内用の端末処理をあげる作業にいってまいりました(‘Д’)

先日、屋外側の端末処理をした高圧ケーブルを軽トラに乗せて、

現場へ行きました(‘ω’)

 

和歌山県内の某工場内で、新たにキューピクル増設、第1柱建柱で

受電点を変える工事のようです(‘Д’)

今回は、高圧ケーブルの端末をあげるというだけの応援で行くので、

工事自体の内容は詳しくはわかりません(; ・`д・´)

コンクリート柱を建柱するのを得意とする京都の電気屋様より

今回の応援依頼を受けました(*’ω’*)

キューピクル設置などその他の作業は、また別の大手の計装会社様が請けて

いるようで、今回その業者様とも顔を合わせて面識ができたので

今後を考えると、いい出張だったと考えます(*’ω’*)

高所作業車も手配されていて、

本日は、装柱、PAS設置、高圧ケーブル入線、端末処理

といった感じの内容です(‘Д’)

キューピクルはきれいに設置されており、

PASやその他材料なども現場に保管されていましたので、

早速作業にはいっていきます(‘Д’)

まず、アーム類を取付していただきます(‘Д’)

立上げの配管、高圧ピン碍子など取付て、

屋外側より、屋内側へと入線作業です(‘ω’)

だいたいのケーブルの長さがきまりましたので、

キューピクル内で、高圧ケーブルをカットします(‘ω’)

まだ、屋外側で整線するのに、引っ張られたり戻したりする可能性が

あるので、たいてい、写真のように

1ターン巻いてから、端末処理をすすめていきます(‘ω’)

ケーブルヘッドを取付して、端末処理をすすめます(‘ω’)

作業をしていて、電柱したで、手元作業員のかたが

手が空いていがちだったために、

PASの紐をむすんだり、制御線をくくったり、

PAS設置の段取りを指示しました(‘ω’)

柱上より、下で作業しているものに声がかかったら

対応してもらうようにし、遊んでいてはもったいないので

他の作業の準備などする癖をつけるよう教育(‘ω’)

応援なのでお節介ではありますが、

これから伸びしろのある若い方たちには、経験者がいろいろと

コツや技術をわかりやすく伝えていくべきだとおもいます(*’ω’*)

 

ひと昔の職人さんたちは、それをしてきませんでした(; ・`д・´)

 

【技術は人から見て盗め】

 

他の作業をしながら、誰も教えてくれない技術を自分で盗むのです(; ・`д・´)

 

おなじ会社内の先輩であっても、なかなか自分のもっている技術は

教えようとはしてくれませんでした((+_+))

 

そのツケが今の時代にきています( ;∀;)

 

現在全国的に職人不足でして、建設業界の職人離れが酷いです(; ・`д・´)

それに加え、技術者ももちろん不足しているため、

資格や書類等がちゃんとそろえて施工できるような会社自体も少なく

なってきて、おおきな金額の工事をとりたくても

それを管理できる人材がいないということです( ;∀;)

 

建設業がどんどん発展するには、職人の給料が上がるのはもちろん

現場仕事が楽しく、技術職として誇りをもてることが大切です((+_+))

 

なんとなく言われるがままに、惰性で仕事をするのではなく、

早く一人前になって、仕事をまかせてもらえるように、

またそのうち独立して自分でやりくりしたい、など意欲をもって

取り組む人が増えてほしいものです(; ・`д・´)

ということで、ビニールテープを巻いたり、電線を切ったり

被覆をむいたり、まだ入社して数か月という彼でしたが、

 

僕はどんどん作業をしてもらいます(; ・`д・´)

 

目で見るだけのと、実際自分の手でやっていくのでは

全然成長のスピードが違いますので、

失敗してもいいので、道具や材料にちゃんと手をふれ、

手の感覚を体で覚えてもらいます(*’ω’*)

高圧工事で停電じゃないなんて、ほぼないような千載一遇のチャンス

なので、さっさと仕事終わらせるというより、

 

若い人に学んでもらえるいい機会として、今回は取り組みました(‘ω’)

PASも吊り上げて、接地線など接続も終えて、

本日の作業は完了です(‘◇’)ゞ

 

施主様の為、元請け会社の為、そして若い職人の為に

出来るだけ自分のできることをこれからも意識して作業したいです(‘ω’)

 

 

 

 

高圧ケーブル端末処理(塩害用)②!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

次回に続き、塩害用の端末処理作業の紹介になります(; ・`д・´)

 

前回は外装の剥ぎ取りまでいきましたので、

今回はそこから順をおって解説していきたいとおもいます(; ・`д・´)

外装の剥ぎ取り330㎜が完了したら、こんな感じになっています(; ・`д・´)

 

次に遮へい銅テープを、45㎜まではぎとります(; ・`д・´)

遮へい銅テープの上に巻いている保護の紙テープは全部取ってもらって

大丈夫です(‘◇’)ゞ

 

青相の先端部分は、わざと失敗して、刃を入れすぎたのですが、

白い保護テープをむいていくと、

中身の遮へい銅テープも切断してしまっていますね(; ・`д・´)

ただ、ここの傷辺りは、今から全部とっぱらってしまうので

問題はありません(; ・`д・´)

重要なのは、この根元に傷がついていないかということだけです(‘◇’)ゞ

 

遮へい銅テープがでてくると、その上に色識別テープがあり、

色の並びが間違えていないか、再確認しておきます(‘ω’)

この色テープも不要なので、根元で切りおとします(; ・`д・´)

外装から45ミリのところに、同封のすずメッキ線を

2重に巻きます(‘ω’)

先端から順番に、遮へい銅テープをとっていきます(‘ω’)

最後は、すずメッキ線にそって、遮へい銅テープで

こでながら引きちぎる形にしますが、

ちからの入れ具合で、銅テープがクシャることがあるので、

私は、すずメッキ線の上に刃を垂直において、その刃で引きちぎる

ように遮へい銅テープを除去します(‘ω’)

ここの切り口はできるだけ滑らかにします(‘ω’)

失敗したら、ニッパーやナイフで切り口を剪定するのですが、

この下に巻いている半導電層という黒いものは、高圧ケーブルの中の

心臓部であり、一番ストレスのかかる部分です(‘ω’)

傷一つつけてはいけません(; ・`д・´)

銅テープは素手でごちょごちょ触ってたり作業してたら、簡単に切れて

血がついたりします(; ・`д・´)

滑かに切り口をそろえるのに必死で、この半導電層に傷をつけないように

注意します(; ・`д・´)

はい、3本とも、遮へい銅テープをはぎとるとこんな感じ(; ・`д・´)

 

 

同じ要領で、遮へい銅テープより10㎜上の箇所にすずメッキ線を

巻いて、半導電層をはぎとります(; ・`д・´)

すずメッキ線をしっかり巻いていないと、このはぎ取るときに、
巻がほどけて、くるくると下のほうまで、ばらけてしまいます(; ・`д・´)

そうなると、もとに戻して綺麗な巻きになりにくいので、寸法がくるって

しまいます(; ・`д・´)

 

さて、これで、次は先端を心線までシースをむきます(; ・`д・´)

先端から55㎜を心線まで向いて、20㎜の間で

斜めになだらかに鉛筆削りをします(‘ω’)

今の時代、ナイフで鉛筆削りといってもピンとこないかも

しれませんが、

この形を全部鉛筆削り方式でつくるには時間もかかりますし、

心線に刃がどうしても当たって傷つけてしまうので、

 

私のやり方としては、まず

先端から75㎜から先端方向に20㎜までの間で

鉛筆削りをしておきます(‘ω’)

それから、先端55㎜の部分を縦に刃を入れ、

ニッパーで開くと、素早く傷がつかずに硬いシースをむくことが

できます(‘ω’)

先っちょは、ヤスリをかけて、バリをとります(‘ω’)

 

外装から120㎜以上下がったところに、色別テープを

各電線に巻いておきます(‘ω’)

後でもいいのですが、もう少ししたら手がべたべたになる

可能性があるので、さきにやっておきます(‘ω’)

 

そして、仮に取り付けた、すずメッキ線を外します(‘ω’)

遮へい銅テープの切り口はニッパーの柄の部分などで軽く押さえて、

シースに沿うようにして滑らかにします(; ・`д・´)

ここまできた時点で、シースを清掃します(‘ω’)

ふつうのエタノールだと、水分が含まれています。

 

したがって、無水エタノールを使用し、シースをふきふき

します(‘ω’)

普通のエタノールで清掃すると、水分をつけてしまうような

ものなので、必ず無水エタノールですぐ揮発するようにします☆

この部分に水分は一滴もいれないのが重要なのです(‘ω’)

 

だから雨の日に、ブルーシートかけて端末をあげるなど

工程に余裕がなかったとしても、私はしたくないです(; ・`д・´)

 

数年後、それが原因でケーブルがパンクしたら自分の責任に

なりますもの( ;∀;)

清掃がおわれば、次に、ACPテープを巻きます(‘ω’)

遮へい銅テープの切り口から10㎜下から、先端方向へ40mm

巻き上げて、往復してまた戻ってきます(‘ω’)

そうすると、一枚ちょうど使い切る長さになってます(‘ω’)

ややひっぱりながら、でもシワにならないように巻くのはなかなか

難しいです(; ・`д・´)

乾いた焼きのりのように、粘着性があまりないので、2分の1掛けで

まいていくのですが、3分の1掛けくらいで緩やかに巻いていかないと

隙間ができてしまいますので注意です(; ・`д・´)

巻き終わるとこんなかんじです(‘ω’)ノ

神経を使う部分はここまでと言いたいですが、

あと一つのこっています(; ・`д・´)

次に、接地金具の取付です(; ・`д・´)

別に巻かなくていいのですが、接地線に、ビニルテープを巻いて

おきます(‘ω’)

後で、クネクネ巻いたりするのにポキッと根元で折れる可能性が

あるのでチョット補強の意味も兼ねて緑テープでも巻いておきます(‘ω’)

外装のむき始め箇所から、5ミリ上に、接地金具をはさみます(‘Д’)

ちょっと指で広げてからパチンとはさみこみますが、

金具を斜めに挟もうとすると、遮へい銅テープに食い込んで、

傷がついたり亀裂が入ってやり直したことがあるので、

ここでも気をぬかないほうがいいです(; ・`д・´)

そして、この金具を保護する白いテープをまきます(‘ω’)

 

ここまでくると、あともう一息です☆

同封されている潤滑油を付属のビニール手袋を着用して

シースをヌリヌリします(‘ω’)

 

結構たっぷりめに塗っても大丈夫です(‘ω’)

半導電層には塗る必要はないですが、塗ってしまっても大丈夫です(‘ω’)

心線とかにも塗っても塗らなくてもだいじょうぶです(‘ω’)

そして、普通のアサヒニューパッド100ですと

本体の口元にも潤滑油を塗って差し込むだけなのですが、

 

今回のアサヒニューパッド200は、本体に栓がしていますので、

まずこの白い栓をぬきます(; ・`д・´)

知らない人は最初びっくりするくらい引っこ抜く力が必要です(; ・`д・´)

硬いシースや外装を剥くのを1とすると、4か5くらいのパワーが

必要です(; ・`д・´)

コツはぐりぐり回しながら引っこ抜くのですが、

200sqの入線作業でもしているくらいの握力と腹筋が必要です(; ・`д・´)

引っこ抜くと、こんな長いものが入っています(; ・`д・´)

そんな長いもんで栓しなくても、、Σ(; ・`д・´)

そして、こちらの入り口にも潤滑油を塗りますが、

説明書には中のほうにも塗るようにかいてあるので、

第2関節くらいまで指を入れないと、そこには到達しませんが、

指が太いので、はいりません(; ・`д・´)w

そして、本体を一気に挿入します(; ・`д・´)

結構入らない(; ・`д・´)

あと一センチくらいが硬くて入りにくいですが、根性で

なんとか挿入します(; ・`д・´)

外装のむき始め、先端より330㎜の箇所まで、本体が到達すれば、

圧着箇所までちゃんと心線が到達していることになります( `ー´)ノ

そして、圧着箇所が×印してあるので、圧着します(‘ω’)

間違えて、圧縮接続しないこと(; ・`д・´)

そして、下部の仕舞をします(‘ω’)

緑テープを巻いた接地線を同封のパテを巻いたのちに

シースに沿わしてから、本体下部をペロンと下方向にさげます(‘ω’)

 

結束バンドで固定して、アサヒPテープを巻いて保護(‘ω’)

これで端末処理材としては作業完了です(‘◇’)ゞ

 

私はいつもこのついでで、高圧引下線のPDCもつけてしまいます(‘ω’)

 

 

PDCを1~2メートル切断したものを各相につけていきます(‘ω’)

この200用の銅管端子は 今度は【圧縮】接続します(‘ω’)

PAS(高圧期中開閉器)のリード線も圧縮端子の銅管端子をつけますので

圧着、圧縮を間違えないように気をつけます(‘◇’)ゞ

PDCと端末本体の端子をSUSのマメボルトで接続します(‘ω’)

緩まないように、スプリングワッシャーはちゃんといれます(‘Д’)

3相とも接続したら

接続部をアサヒPテープを巻きます(; ・`д・´)

融着テープでもいいですが、Pテープが2巻も同封されているので

ボンボンに巻きまくってもあまります(; ・`д・´)

まきおわったら同封のゴムカバーをかぶせます(; ・`д・´)

碍子に当たるちょっと手前までで、少し隙間をあけておきます(‘ω’)

万が一雨がこの中にはいったとしても、排水できる隙間を確保

しておくということですね(^^)/

 

ゴムカバーの上部は水が侵入しないようにガッチリテープを巻きます(; ・`д・´)

念のため、自己融着テープを巻いて隙間をきっちり埋めてから、

アサヒPテープを巻いたら、やっとすべての工程は

完了です(‘◇’)ゞ

 

長きにわたって解説してきましたが、これでやっと完了です(‘◇’)ゞ

停電工事でこの責任重大な作業を、復電時間をきにかけながら

いつもするので、結構精神的に疲れます(; ・`д・´)

入線が手間取ったら、復電迄の時間の余裕も無くなりますし、

 

なにせ、失敗は許されません(; ・`д・´)

一発勝負です(; ・`д・´)

 

これは当事者にならないとわからない気持ちなのですが、

一回でも経験すると、電気工事士としての戦闘力はグンと上がることは

間違いありません(; ・`д・´)

 

端末をあげてから、主任技術者による、高圧ケーブルの

絶縁耐力試験を実施します(; ・`д・´)

最大使用電圧の10,350Vを連続10分間かけます(; ・`д・´)

 

ドキドキの10分間です(; ・`д・´)

 

ぜひみなさんにも味わってほしい緊張感です(; ・`д・´)

高圧ケーブル端末処理(塩害用)①!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

今回は、高圧ケーブルの端末処理についてご紹介です(‘ω’)

 

普段、高圧の工事でましてや、端末処理の作業なんていうのは

停電工事が多く、官公庁の仕事でも丁寧に工事写真を撮っている

余裕はありません(;^_^A

 

今回は端末処理だけの依頼で、低圧から高圧に切替するのに、

予め、装柱してキューピクルを据えて高圧設備を先につくっておける工事

らしく、ゆっくりと端末をあげれるということなんです(‘ω’)

現場が海沿いで工事日に雨天も予想されるために

屋外用の端末は、弊社の倉庫でさきに処理しておいて、当日

配線後、屋内端末だけ上げるようにすれば、万が一雨天でも、

屋内側は雨の影響を受けないということで、私のワガママを聞いて

いただき、弊社に高圧ケーブルと端末処理剤を納入していただきました。

塩害用の端末処理剤なので、デカいです(; ・`д・´)

中身はこんな感じですね(‘Д’)

アサヒニューパット200 ですが、

塩害用ではない普通のアサヒニューパット100ですと

箱は6分の一くらいで、値段も6分の一くらいですかね(; ・`д・´)

端末処理をして、PAS(高圧気中開閉器)までの接続点として、

PDC(屋外用高圧引下線)もだいたいの寸法でセットで接続しておくと

 

当日はPASからの2次側ケーブルに接続するだけなので大幅な工事時間を

縮小できるので、倉庫でつくっておきます(‘ω’)

 

普段お目にかかれず、誰も教えてくれない端末処理なので

私がこのブログを通じて、ひとつひとつ紹介できればと思います(; ・`д・´)

 

さて、同封されている、作業手順書をみて、順にくみたてて

いきます(; ・`д・´)

アサヒニューパット100には、カラーで分かりやすい一枚の

説明書がついてくるのですが、

アサヒニューパット200の説明書は白黒コピーで、ちょっと

わかりにくい説明書になります(; ・`д・´)

まず、下準備として、

端末処理をしやすい環境をつくります(; ・`д・´)

高圧の部分でも一番重要な部分になりますので、できるだけ

いい体勢、正確な作業ができるようにケーブルをどこかに固定したり

して、ミスしないように準備をするわけです(; ・`д・´)

責任重大でミス一つ許されない作業なので、できるだけ

良い環境をつくります(‘ω’)

 

これが、柱上で雨風嵐の中での作業だとしたら、

端末処理失敗するリスク大ですもんね(; ・`д・´)

停電日が決まっていたら仕方ないですが、基本、

端末処理剤には湿気はもちろん雨風一滴も作業中に

患部にいれてはいけません(; ・`д・´)

後に、付着した少しの水分水トリ―現象というものを起こし、
絶縁破壊し、ケーブルがパンクします(; ・`д・´)

パンクするとどうなるのか?

その施設全停電です(; ・`д・´)

それを想像するだけで、何千万何億の賠償、、、

その施設が病院などの場合を考えてください、、

とんでもない影響を及ぼしてしまうことは容易に想像できます(; ・`д・´)

 

要は、確実に、晴れの日に無理な工程を組まず作業するか

私のように、あらかじめ屋外の端末を処理したものを当日

屋外から屋内側へ入線する形をとるほうが、リスクはほぼ

なくなります(; ・`д・´)

さて、まずはその準備として、外装の皮むき寸法を確認します☆

 

塩害用の場合、先端からケーブルヘッドまでの距離は840㎜以上

外装の皮むきは330㎜になります。

一般的な端末処理剤の場合、

屋外用で183㎜、屋内用で175㎜になります(; ・`д・´)

 

これらを考慮して、脚立などにケーブルを固定して作業します( `ー´)ノ

あと重要なのが、相の確認です(‘◇’)ゞ

高圧ケーブルを取替する場合、青、白、赤、

この色の並びを間違えないようにしないといけません(; ・`д・´)

場所により、左側が赤相だったり、青相だったり違います。

今回は新設なので、屋外側を例えば、左から赤、白、青と決めたら、

屋内側の端末処理をあげる時も、同じく、左から赤、白、青とします(‘ω’)

 

受電するときに、高圧ケーブルの耐圧試験、リレー試験など様々なチェックが

主任技術者がされますが、

万が一、逆相だったりして、モーターが逆回転して壊れたなどの事故があった場合

 

相の間違いは、施工業者の責任になります(; ・`д・´)

その他は確認不足ということで主任技術者の責任にはなります(; ・`д・´)

 

ですので、基本、既設と同じ色同士の並びで高圧ケーブルの相を

間違えない限りは、2次側で機械のあちこちで、相が入れ替わったり

していたとしても、今までと同じように動くはずなんです(‘◇’)ゞ

先端を少し皮をはぐと、色識別テープがでてくるので、

こちらはちょっとわかりにくいですが、白色なのでN相だと

いうことがわかります(‘ω’)

2本目をめくると、青色なのでT相なのがわかりますね(‘ω’)

これで、のこりの1本は赤色のR相ということになります(‘ω’)

ここで、ケーブルにビニルテープで色分けしておくと

固定する時に間違えずに安心です(‘ω’)

840㎜に余長、先端を100~200㎜みて、だいたい

1000㎜ほどの位置にケーブルヘッドを取付、固定します(‘ω’)

各線の線間は200㎜の離隔が必要なので、

目安として、200㎜ピッチで印をつけときます(‘ω’)

そして、だいたい200㎜間隔で線を固定するとこんな感じです(‘◇’)ゞ

固定せずに、ペローンと横たわった電線を処理はしにくいので

私はいつもこうやって作業します(; ・`д・´)

だいたいの形がきまったところで、ケーブルヘッドから

約840㎜のところで、ケーブルの先端を切断して、

各線の頭を揃えます(‘◇’)ゞ

ここで、立った時や座ったときに、肩より少し下に電線が

くるように固定すれば、皮むきの作業がしやすいです(; ・`д・´)

この碍子がついた本体を取り付けると、こういう感じの

仕上がりになります(; ・`д・´)

 

昔はこういったプレハブ工法のキットが無いために、

この碍子の部分は、すべてテープで巻いてストレスコーン

と呼ばれる部分を職人の手で作っていました(; ・`д・´)

最後に端子の部分は圧着接続しますが、

 

昔は圧着機もなかったので、ハンダ付けで端子は接続していました。

【高圧ケーブル作業主任者】の資格を得るには

その昔の工法でストレスコーンを実際手で巻いてつくったり、ハンダ

付けで端子をつけたりというのも教えてくださいます。

もちろん、現代のこのようなプレハブ工法の端末処理剤を用いて

作業のポイントなども教えていただき、座学などを経て、実技試験に

合格すると、免許を取得することができます(‘ω’)

 

この部分は本当に何回も言うように、電気の部分でも最も

危険でもっとも重要な要素であるので、十分に知識と技術をもつひと

以外さわってはいけないと思います(; ・`д・´)

 

さて、また脱線しましたが、
さっそく外装をむいていきましょう(; ・`д・´

外装は固く、電工ナイフをお持ちの方はちゃんと研いでおかないと

刃がはいりません(; ・`д・´)

僕はカッターナイフ派なので、端末をあげるときは必ず新しい刃に

代えます(; ・`д・´)

切れ味がわるくて、力んだりすると、ぐっと余計に刃が入ったり

して、外装の中の遮へい銅テープや半導電層と呼ばれるものに

傷をつけてしまいます。

外装向く段階で、この中身の重要部分に傷がついた時点で

やり直しになりますΣ(; ・`д・´)がビーン

また、電線を先っちょちょん切って、寸法とりなおしです(; ・`д・´)

 

上記のような、高圧ケーブルの外装、内装の厚み分しか

刃が入らないように設計された、専用のシースカッターがあります(*’ω’*)

定価で12万ほどします(; ・`д・´)

、、弊社はそこにお金をかけず、自分の手で頑張りますw

 

何回か端末処理をしていけば、シースカッターを使わずとも

全然問題なく皮剥ぎができるようになります(‘◇’)ゞ

そのコツを今回は教えますので、参考にしてください(‘ω’)ノ

まず、ケーブルの先端部分で、ナイフの刃を入れていきます。

外装の剥ぎ取りは、先端から330㎜までですが、

330㎜の場所から、ナイフの刃を入れ始めた場合、

もし失敗して、中身まで傷をいれたら、やり直しすることになります(; ・`д・´)

 

ですが、この先端の部分は、後々の工程で心線まで皮をむいてしまう

為に、遮へい銅テープなどまで傷が入っても、どうせそこは捨てるので

最初の刃をいれる練習という感じで、ここで刃の入る角度や切れ味、力の

入れ具合などの感覚をつかみます(; ・`д・´)

外装をむくと、白い紙テープが巻いてありますが、

これは傷つけても大丈夫です(‘◇’)ゞ

この白い紙テープの次に、遮へい銅テープが巻いてあります(; ・`д・´)

はい、この白い紙テープのなかに金色に光るのが

遮へい銅テープですが、

ちょっと試しに傷つけて失敗してみました(‘ω’)

 

刃が入りすぎると、写真のように、傷がついてしまい、、

銅テープが切れてしまったります(; ・`д・´)

でも、ここは先端なので、心線だったり、シースしか残らない

部分になりますので、やり直しはしなくて大丈夫!

刃を入れる角度は、外装に対して、垂直ぎみにしてしまうと

写真のように、、刃が入りすぎた場合、

すぐに内装に到達してしまします(; ・`д・´)

ですが、外装に対して、60度ほど刃を傾けて入れることにより

もし、外装をとおりこして、刃が入り込んだとしても、

このように、白い紙テープの上に刃が横たわる形になるので

遮へい銅テープに刃が入らないのです(; ・`д・´)!

この刃の入れる角度は先端部分をみながら最初に刃を入れて

確認すれば、目で見てわかります(‘ω’)

 

重要なのは、刃を入れる角度です!

 

切れ味の悪いナイフを使うと、無理に力をいれたりして、

ぐっとおしこんだりして、角度が浅くなって失敗するので

切れ味のいいナイフをおすすめします(‘ω’)

 

そして、先端からケーブルヘッド方向に皮をはいでいきます(‘ω’)

刃を10センチほどいれたら、ニッパーかペンチで切った部分を

開いていくと、わかりやすいです(‘ω’)

多少刃が届いていなくても、引きちぎって、魚を開くようなイメージで

はいでいくのが一番理想な剥ぎ方です(‘ω’)

こういう形で、ニッパーで回転しながら開いていくのが、力をあまり

使わずに他を傷つけないで済む方法ですね(‘ω’)

ペンチだと、この皮をつかむときや、開くときにペンチの本体の角が

当たってしまい、遮へい銅テープを傷つけることがあります(‘ω’)

実際は結構硬い皮なので、力をいれるので、

滑ったりすると、工具が当たるだけで簡単に中身に傷がつきます(; ・`д・´)

先端より330㎜の地点にやってまいりました(; ・`д・´)

ここらへんの皮むきが、一番神経を使います(; ・`д・´)!

 

端末処理の作業工程の中で一番神経を使うのがここなので、

シースカッターがあれば、そこが簡単に安全にすんでしまうとなり、

カッターに10万かけてでも安いかなと思ったりはします(; ・`д・´)w

 

この部分は、刃を入れすぎず、息をとめながら最新の注意を

払いながら引きちぎるような感覚ではいでいきます(; ・`д・´)

外装を3本むき終わりました( 一一)

私の中でこの工程が済めば、もう終わったも同然ですw

一番最初でありながら、一番神経を使います(; ・`д・´)

ここからも要素としては、神経を使って作業は続きますが、

7割は無事完了したようなもんです(‘◇’)ゞ

 

ちょっと長くなるので、今回はここまでにして

次回で続きの作業を紹介することにします(; ・`д・´)