はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!
自社でSUS製品の支持材加工準備をしていた現場で
動力回路のコンセント増設工事に赴いた回です(‘ω’)
ステンレス支持材加工準備!
電気工事士などの勉強をしていたり内線規程では、
湿気の多い場所は、E管、G管などの金属配管工事は
錆びる為に、VE管などの樹脂管を用いる
なんてよく書いてありますが、
常に、蒸気や設備を水洗いするような場所に電線をはわす
場合、、
樹脂管では、何かモノが当たれば破損しやすいですし、
蒸気や温度によって変形したり溶けたりするため、
そのような場合は、やむを得ず『ステンレス配管』
で施工します(‘ω’)
過酷な環境下でも、強固で且つ錆びないので最強ですが、
コストもまた最強です(; ・`д・´)
このスイッチボックス、、、
これだけで、一万円越えます、、(; ・`д・´)
さて、そんなこんなで、動力コンセントはこちらの既設のもの
から電源を分岐し、、
この大きな下り天井の中を配線し、
手前にみえている脚立の場所へ、
ステンレス配管にて立ち下がって、コンセントを設置します☆
この蒸気配管をりようして、配管を立下げてくるわけです(‘ω’)
使用材料です(‘ω’)
支持材は加工済なので、配管だけ寸法切するだけになります(‘ω’)
まずコンセントの位置を決めてしまいます(‘ω’)
蒸気配管にUボルトでハンガーレールを固定します(‘ω’)ノ
そして、立ち上がって、壁のほうへ貫通する位置を確認。
ちょっと天井にのぼってみます(‘ω’)
中は広々としていて、どこで貫通しても、支持はできそう(‘ω’)
ということで、ステンレスパイプを長さを決めてしまって
切断、バリ取りします(‘ω’)ノ
配管を立ち上げて、ノーマルまで取付(‘ω’)
横引き配管をする為の貫通穴をあけます(‘ω’)ノ
ちょうど、横桟にぶち当たったため、配管の固定がしやすい
場所です(‘ω’)ノ
電線を天井の中から、外へ立下げ分、蹴りだします(‘ω’)ノ
だいたい立下げて、コンセントまでいく長さをだして、
いもすけで入線しながら配管を固定します(‘ω’)ノ
配管も貫通してきたところで、
天井内の横桟にサドルで固定します(‘ω’)ノ
天井内はダクト関係が埋め込まれていますが、
高さがあるので、電気屋さんてきには全然やりやすい環境!
既設の動力コンセント上のジョイント部まで配線(‘ω’)ノ
電源を取り出して分岐接続完了(‘ω’)ノ
露出部の配管の調整をして固定していきます(‘ω’)ノ
ハンガーサドルで支持します(‘ω’)ノ
既設のコンセントを開けて、相の確認をしてから、
今回増設するコンセントも結線します(‘ω’)ノ
蒸気や水洗いした水分が入らないように、
べっちょりと防水処理を施して、
作業完了です(‘◇’)ゞ
絶縁、電圧を確認して作業終了(‘ω’)ノ
天井から吊り下げたり、もっときれいに頑丈に施工もできますが、
できるだけコストを抑えてとの指示だったので、
予算に応じて施工しました(*’ω’*)
見た目よりも、機能性、耐久性を重視し、
最低限の仕様でコストを抑えるのというのが昨今の主流です(‘ω’)
20年程前はバブル後で景気もまだよかったので、
もっと綺麗に、もっと材料も良いものを選定したり、
作業員も2人でできるところでも3,4人でかかっても
工事費がでるという時代でした(; ・`д・´)
ですが、世間でたたきあった結果、
『この値段ならなんとか大丈夫』的な価格帯で落ち着いて
しまったために、
【1人や2人で作業しないと、赤字になる】 時代になって
しまいました(; ・`д・´)
なので、見積り時に、何人で何日かかるか
しっかり把握しておかないと、せっかく工事を受注しても
損してしまうこともあるので、
できるだけ一人で作業できる施工方法を想像しながら
現場調査するようにしてます(; ・`д・´)
物価も上がり続ける世の中、、
建設業に携わる我々は我々で、生き残っていくために、
少人数で細々と、最低限のニーズに応えれる戦力で動く
そういう小さな中小企業が勝ち残る時代なのかも
しれない、、(; ・`д・´)