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高圧トランス搬出入考察①!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

 

定期的にキューピクル内の高圧トランス入替のお仕事に

携わることがあります(‘ω’)ノ

今回は3台のトランス搬出入がメインの工事があり、

予算の都合上、重量屋さんを呼ばずに自社施工だけで

頑張って作業しようと思ってます(‘ω’)ノ

 

今回のトランスの容量は

75KVA、100KVA、300KVAのモールドトランスである(‘ω’)ノ

 

↑今回取替のモールド変圧器っていうのは、こんなのです。

 

皆さんがよく見るトランスって、

↑こういうのですよね(; ・`д・´)

よく見るタイプの変圧器は中に【絶縁油】が入ってる

タイプで、その油が、絶縁と冷却の役割を果たします(‘ω’)ノ

 

今回のモールド変圧器っていうのは、

中に鉄心がぐるぐる巻いてあるのですが、それを油ではなく、

エポキシ樹脂で覆って絶縁しているものになります(‘ω’)

 

油と樹脂では、重量はさほど変わりが無いのですが、

絶縁油は使用すればするほど劣化していきます(; ・`д・´)

 

 

なので、この変圧器の中の絶縁油っていうのは、

永遠につかえるわけでは無く、

 

中にはいっている油の状態を、定期点検などで確認

しているわけです(; ・`д・´)

 

昭和の時代に造られた油入り変圧器の中には、

その絶縁油に【PCB】という毒性の成分が入っているものが

残っており、

 

今でいう、アスベストみたいなものと同じ感じで

そのPCBが含有されていないかを調べたりします(; ・`д・´)

 

PCBが含まれていなかったとしても、

使用状況が悪い、、例えば、電気の容量をパンパンに使い

続けると、変圧器には負担が大きく、

 

この絶縁油も透明のエンジンオイルのようなものですが

ドス黒いドロドロのエンジンオイルのように劣化しやすく

なります(; ・`д・´)

 

高圧コンデンサなんかも油入りは同じく、

絶縁油が入っており、

 

こちらにもPCBが入っている可能性があるので、

処分の際には、

ドリルで穴をあけて、中の絶縁油を検査して、

PCBが含まれていないことを証明しないと持ち出しては

いけません(; ・`д・´)

 

特別産業廃棄物として取り扱われます(; ・`д・´)

 

さてさて、前置きが長くなりましたが、

 

今回のキューピクルは屋内にあり、重量物の

搬出入が屋内の通路をとおっていくことになります(; ・`д・´)

 

入口に扉があるので、段差があります(; ・`д・´)

 

今回取替の変圧器の一番重いものは1tほどであり、

1トンの重量物を機械で吊ったりできるスペースがないので、

どうやって搬出入するかを考えます(‘ω’)

 

キューピクル自体にも基礎の上にのっかってるため、

段差が発生します(; ・`д・´)

 

この300KVAのトランスを撤去する際には、

 

手前にあるコンデンサや接続されているKIP電線なども

取り外す必要があります(‘ω’)

そして2次側の電源の接続は、

母線バーから、【可とう端子】というものが使われている(‘ω’)

KIVなどの電線とは違って、

バーと同じくらいの接地面積が確保できるので、

高容量の電流に耐えれて、

 

ある程度の可とう性により母線バーへの接続がしやすく

なっています(‘ω’)

 

ですが、今回新しく交換する変圧器は

モールドではなく、油入り変圧器のため、

高さが上がってしまい、

もちろん電線に圧着端子の組み合わせで、2次側を接続する

仕様になっているため、

 

可とうバーがそのまま使えれません(; ・`д・´)

 

なので、この写真のように、バーで2次側を接続されて

いた変圧器を容量をあげて、

高さが上がった変圧器を据え直した時、

 

可とう端子も取外して、母線バーより、KIV電線に変換、

 

そしてぐるった曲げて、

トランスの2次側端子へ取付という方法で耐えました(; ・`д・´)

 

 

今回もそのようなイメージで準備しないといけません(; ・`д・´)

 

 

しかし、屋外のキューピクルのように、

移動式クレーンで搬出入、そのまま設置などが

出来ない為、

人力で据付をしないといけません(; ・`д・´)

 

最大1トンもの重量物をどのように移動させて、

どのように据え付けるか、、かんがえます(*’ω’*)

 

、、次回へ続く(; ・`д・´)