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根元腐食による照明柱建替工事!アルミポール仕様①!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

照明柱の建替工事は過去にもいくつかブログでも

ご紹介させていただいておりますが、

 

亜鉛メッキ塗装を施した鉄のポールでは、やはりそのうち

寿命がきて、腐食してしまうとのことで、

 

新設で建てる照明柱は、アルミポールが採用される時代に

なってきております(*’ω’*)

 

アルミは腐食しない というわけではなく

アルミの性質として、

自分で酸化被膜を作って回復するわけです(; ・`д・´)

 

簡単にいうと、、自然治癒する感じ(; ・`д・´)

 

とりあえず、ウンチクはおいておいて、

 

これから必要な材質としては頑丈なモノよりも、

軽くて耐食性の良いモノへと

お役所様などの発注者様は考え方を変えてきたのです(‘ω’)

今回、建替する、2か所のアルミポールです(*’ω’*)

5mの段付きポールですが、

一人でひょいと担げるくらい軽いです(*’ω’*)

 

工事看板準備、予告看板設置!

以前、予告看板を立てて、周知していただいていた地域での

工事ですが、

やっとアルミポールが納品されたわけです(*’ω’*)

こちらの照明柱、同じ路線の2か所を建替えです(*’ω’*)

規制をしての工事になりますが、表示を多めに設置し、

ドライバーや、遠くからくる自転車に、工事中の旨を気づかせる

ようにします(*’ω’*)

やはり、プリズム反射の黄色い看板は、視聴性がよく、

目につきやすくていいです(*’ω’*)

歩行者用の安全通路も確保(*’ω’*)

誘導員も3人体制で、片側交互通行に

歩行者様の誘導もしっかりとしていただきました(*’ω’*)

この表示シートはゴムマットになっていて、

簡単に取外し、設置もできますが、風で飛んでいくことも

なく、とても良いアイテムだと思っています(*’ω’*)

 

今回の工事の見どころは、歩道の復旧です(*’ω’*)

ご覧のように、自然色舗装 という特殊なアスファルト舗装

をしていまして、

 

発注側と、近隣住民の自治会側の要望により、

かぎりなく同じように、舗装の復旧をすることになっています(*’ω’*)

 

掘削しやすいように、潔く、まず既設照明柱を切断し、

倒してしまいます(*’ω’*)

そして、灯具と、アームは再利用しますので、

 

新しいアルミポールに付け替えます(*’ω’*)

そして、こげ茶色の油性塗料で、きれいに塗装します(*’ω’*)

 

根元を掘削している間、

塗装が乾くのを待ちます(*’ω’*)

 

舗装の下はすぐ、基礎コンクリートなのか、

とても硬いコンクリートです(; ・`д・´)

 

電気のチッパーでは追い付かず、

油圧のブレーカーで斫ります(; ・`д・´)

 

ポールの廻りは、基礎コンクリートの丸穴φ200くらいが

空いていて、照明柱がそこに入っているとおもうのですが、

 

その穴と照明柱の隙間を、たいてい、砂を流し込み、

上面だけをモルタルで固めるのが一般的で(*’ω’*)

 

、、ですが、今回は、その隙間にハイジャスターをいれている

と思われます( ;∀;)

 

ハイジャスターとは、

無収縮性モルタルのことで、

 

車道に埋め込まれている、ハンドホールの廻りの

修繕に用いられる、無収縮で、超早強のセメントと

思ってもらえばいいです(‘◇’)ゞ

 

小さな隙間にも流れ込み、高流動性のトロトロのハイジャスター

は、マンホールの鉄蓋と下枡を専用のボルトナットで緊結した跡に

数センチの隙間に流し込む施工方法です(‘ω’)

無収縮なので、普通のモルタルのような硬化後の収縮がない(‘ω’)

ひび割れしないということで、密着して固まるわけです(*’ω’*)

 

そして、普通のモルタルは固まってから、数日間(正しくは

4週28日間かけて、強度を出す)強度をだすのに必要ですが、

 

このハイジャスターは夏季は1.5時間、冬季でも3時間ほどで

圧縮強度が10ニュートン、、

 

、、簡単にいうと強度が出て、

車が通って踏んでも大丈夫ということなんです(‘ω’)

 

流し込んだら、コテで何回もなでて、、

みたいなこともしなくても、即固まってしまいます(; ・`д・´)

 

驚くほど工期が短縮できるということです(; ・`д・´)

 

 

はい、ウンチクはまた置いといてですね、

 

そのハイジャスターを流し込んでるから、

斫るのがとても大変なのです( ;∀;)

普通なら、30㎝ほど、掘れば、

ユンボやユニックで吊り上げても、スポッと抜けるはずが、

びくともしません、、(; ・`д・´)

 

底まで、ハイジャスターを流し込んでる、、

嫌な予感しかしません、、(-_-メ)

 

しかし、ここで、弊社のノウハウの一つのご紹介ですが、

ポールを少しでも回すことができれば、

 

緩んで、吊りあがる可能性が高くなります(‘ω’)

鋼管を力を入れて回すために、

チェントング という工具を用います(*’ω’*)

 

パイプレンチでも滑って回らないパイプや鋼管を

しっかり固定できる工具です(*’ω’*)

 

こいつで、固定された、この赤い柄を回せば、

照明柱が回転するわけですが、

 

人力ではなかなか回りません(; ・`д・´)

 

 

そこで、このように、油圧ショベルの、油圧の力で

バケツを押したり引いたりして、チェントングを回します(‘ω’)

 

ぐぐっとようやく動きました(‘ω’)

 

少しでも回転すれば、

あとは、ユニックで最大2.9トンの力で吊り上げることが

できます(*’ω’*)

チェントンを右左と回しながら、

じわじわ、ユニックで吊り上げていくと、じょじょに

ポールが上がってきました(*’ω’*)

 

数時間かけて、ようやくぬきとることが出来ました(*’ω’*)

 

ウンチクがはいり、ながびいたので、

今回はこのへんで一旦〆ます(*’ω’*)