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自家消費の境地『オフグリッド』の時代へ!①

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

今回は、私見のつぶやきをブツブツと述べる回でありますが、

暇つぶしに聞いてください(; ・`д・´)

 

令和5年、、原子力発電所の稼働停止やコロナなど

いろいろな社会情勢のおかげで、、物価は高騰し、、

電気料金もまたどんどんんと値上がりしていく一方の世の中( ;∀;)

 

毎月の支払を家計とにらめっこしている我々ですが、

食費など削られるものもあれば、保険代や家のローンなど

毎月固定で引き落とされるものもあります((+_+))

 

その中でも、水道代や電気代というのは、

使用した分だけ(基本料金と一緒に)請求されるため

節約するしかないのですが、

 

電気屋の私が提案できることといえば、

 

①毎月の電気代を安くする

②電気を発電し、自家消費する

③蓄電池を活用し、電力会社からできるだけ電気を買わない

 

 

この3本柱になります(‘ω’)ノ

 

①毎月の電気代を安くする

これは、電気消費を抑えるうえでも、できるだけ、

LEDの照明や、エアコンやエコキュートなど、

省エネの機器に買い替えることで、

 

消費電力が抑えられるので、結果的に、ランニングコストが

減ってくるということ(‘ω’)ノ

 

②電気を発電し、自家消費する

これは太陽光発電、風力発電などの発電システムを導入し、

発電したものを、使う(自家消費)ことで、

電力会社から電気を買わなくて済むということで、

 

結果的に、ランニングコストが減ってくるということ(‘ω’)ノ

 

 

③蓄電池を活用し、電力会社から出来るだけ電気を買わない

これは、つまり②によって発電した電気を自家消費することで

電力会社から電気を買わなくて済むようにするのですが、

 

それって、太陽光の場合、昼間しか発電しませんよね?

 

、、そこで 『蓄電池』を活用して、

昼間、太陽光などから電気を蓄電池に溜めておいて、

 

夜間は蓄電池にある電気を使うことで、

電力会社から電気を買って使わなくて済むのです(‘ω’)ノ

 

この①~③つを うまくシステム化すれば、

電気代を限りなく『0』に近づけることができます(*’ω’*)

 

 

今までは、

買電(電力会社から電気を買う)料金が

売電(電力会社へ発電した余剰電力を売る)料金が

上回って、その分が収入になる為、

 

その分が毎年積み重なっていけば、

太陽光システム導入の初期費用の200万~500万程を

数年後には回収できるというものでした(*’ω’*)

 

 

ですが、昨今の売電価格は、

令和5年においては、

10kW未満(一般家庭の太陽光)で16円/kW と

2009年余剰売電制度が始まった時の48円/kWからすると。

三分の一の値段になってしまいました(; ・`д・´)

 

これは、需要と供給のバランスなので、この先も

売電価格は上がることはありません(; ・`д・´)

下がる一方です(; ・`д・´)

 

 

電力会社からすれば、その売電する費用をどこから回収するか

というと、

 

『再エネ賦課金』 という形で、

※『再エネ賦課金』= 再生可能エネルギー発電促進賦課金

 

一般家庭の皆さんから徴収しているのです(; ・`д・´)

 

これは、太陽光システムを設置しているひと、していない人

関係なく徴収されています(; ・`д・´)

 

 

 

あと、燃料費調整制度に基づいて、

『燃料費調整費』 も毎月一般家庭の皆様すべてに課せられて

います(; ・`д・´)

 

これは、そもそも電気というのは、化石燃料(原油、石炭、天然ガス)

で発電所において発電されたものが、

送電線にのって、各家庭に届いていますので、

 

化石燃料の価格というのは市場の影響を受けやすくて、

社会情勢によって変動するので、

 

その変動を燃料費調整額を増減させることによって

電力会社は経費をまかなっています(; ・`д・´)

 

 

なので、原子力発電所反対!反対!と世間は言ってますが、

 

原子力発電所が稼働しない分、

火力発電所がフル稼働しないと電力が足りません(; ・`д・´)

 

 

その火力発電所にかかるコストがどんどん増えることは

容易に想像できますよね(; ・`д・´)

 

そのコストは、、燃料調整費という形で、

結局、みなさんから徴収されるわけです(; ・`д・´)

 

サムネの写真にあるように、

太陽光メンテナンス技士である私ですが、

 

そういった情勢も含めていろいろこうした世の中を

どうにか返れないだろうかと日々考えております。

 

電気屋の私ができることは、

電気設備を整えることで、電気代を安くすること

これに尽きます(; ・`д・´)

 

 

もちろん課題は沢山あります(; ・`д・´)

 

先ほど述べたように、

太陽光連系システムや蓄電池システムを

導入する費用が、回収できないようでは

 

そもそも導入しても意味がありません(; ・`д・´)

 

そして、機械モノなので、永遠にそのシステムが

使えるわけではないので、

 

重要なのは

その費用対効果と、耐久性です(; ・`д・´)

 

例えば、余剰電力を売電する

太陽光連系システムを今からもし導入したとして、

 

初期費用に300万かかりました、、。

年間、買電が18万払っていたとして、

売電収入が例えば年間20万円だったとします。

 

差し引き、2万しかとれていないので、

10年間でも20万円しか利益が出てませんので、

280万円赤字ですよね(; ・`д・´)

 

余剰電力で初期費用を回収しようとすると、

6kW以上のシステムを組まないと駄目ですが、

30坪ほどの住宅で、最近はオシャレでいびつな屋根形状が

多いので、

載せれても、3kw、4kwくらいの太陽光パネルしか設置

できず、、

 

仮に、6kwくらい載せれたとしても、

もちろん初期費用は、同じように何十万、何百万と増える

わけで、、、

回収には、7,8年かかると言われていましたが、

 

単価が16円になってきている時代では、

10年以内に初期費用は回収できないと思います(; ・`д・´)

 

 

では、どうするのかというと、

『蓄電池』をうまく活用するわけです( ゚Д゚)

 

画像は、連系システムでの蓄電池の設置例ですが、

蓄電池に溜めたものを、

出来るだけ夜間に自家消費して、買う電気を少なくします(‘ω’)

 

年間の電気使用量は

一般家庭で約 15万~18万ほどなのですが、

 

蓄電池を併用することで、その買電が 8万から12万ほどに

なるイメージです(*’ω’*)

 

ただ、蓄電池は今ではだいぶコストが下がってきたといえども

連系システムに費用できるハイブリッド蓄電池というものは、

 

まだ150万から300万ほどします(; ・`д・´)

 

これでは、結局、費用をたくさんかけて

おおきな容量のシステムを作らないと回収できないことが

わかります(; ・`д・´)

 

そして、売電期間は10年で終わりなので、

10年目以降は、自家消費として使い続けるだけで、

 

買電の料金がさがるだけになります(‘ω’)ノ

パネルやパワコンの保証期間は約15年~20年ほどなので

 

そのあたりまでは壊れずに稼働してほしいところでは

有りますが、

 

昔に導入されたシステムは、約10年でパワコンが壊れだします。

またパワコンを入替たりするのに、30~50万費用が

かかります(‘ω’)ノ

 

10年目以降も自家消費として使うのであれば、

蓄電池があれば経済的に強いシステムなので

 

蓄電池は欲しいところ( ゚Д゚)

 

でも、、補助金制度ももうあまり金額もでていない世の中で

初期費用で200万も300万もかけて、、

 

連系システムに蓄電池なんて、導入できない、、、

 

ってなりますよね(; ・`д・´)

 

 

回収の見込みもたたないのに、勧めれないので

私は普段あまり太陽光連系システムを提案しないのですが、

 

『オフグリッド』であれば、すすめることはできます(*’ω’*)

 

 

売電しても、売電終了後はずっと買電料金は関わってくるので、

 

電力会社から買う電気を少なくすればいいのです( *´艸`)

 

ちょっと長くなりすぎたので、次回へ続く(; ・`д・´)W