はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!
不良、高圧気中開閉器取替!①バケット車仕様改造!
前回、バケット車を少し手を加えて、PAS取替作業を
しやすい仕様にかえたところで、
実際今回は作業していきます(*’ω’*)
高圧受電されている場合は、
今回取替のPAS(高圧気中開閉器)の1次側の口出し線の
接続箇所が【責任分界点】になります(*’ω’*)
ここを境に、上側は電力会社側の持ち物になるので、
万が一接続不良などで事故があった場合、電力会社側が
責任を負うことになります(‘ω’)
逆に、PAS本体の不良、もしくは、それ以降構内側の
事故については、需要家(お客様側)の責任になります(‘ω’)
PASとセットで交換されるのが、SOG制御装置で、
雷害や過電流などの短絡電流などを感知し、
PAS等へ指令を出す役割を担っています(‘ω’)
中はこんな感じですが、
柱上にこの装置が付いている場合と、
キューピクルの中についている場合があり、
キューピクルの中についている場合は、多芯ケーブルが
使用されているので、みんな黒色の線に番号だけふっている
ので、見にくくて、ご結線しやすいです(; ・`д・´)
↑これがそのケースですが、
昔の多芯ケーブルは、中のIV線が色分けされていないので、
マークチューブに番号を振るか、
消えかかっている、IV部分の白い番号を見て認識するしか
ありません(; ・`д・´)
さて、PAS交換作業は、
先ほど述べたように、責任分界点での作業になる為、
こうして電力会社様と連携しての工事になります(*’ω’*)
停電前には必ず、検相チェックします(*’ω’*)
相の間違いは、電気主任技術者ではなく、
施工御者の責任だからです(; ・`д・´)!
電圧や除電、工事接地など主任技術者はいろいろ確認を
してくれますが、
相の確認だけはしてくれないので注意です(; ・`д・´)
電力会社様に、1次側を切り離してもらいます(‘ω’)
LBSの一次側にて、無電圧を確認(‘ω’)ノ
LBSの2次側にて、除電してもらいます(‘ω’)ノ
高圧の電気を切ったからといって、
すぐに電圧が無くなるわけでは無く、
静電気のようなイメージで、ちょっと電気が残っている
部分があったりします(; ・`д・´)
コンデンサなどは特に注意です(; ・`д・´)
そうした理由により、その残留電荷というものを取り除くのに、
【除電】というものをします(*’ω’*)
さて今回はこのPASを取替していきます(*’ω’*)
二次側は、高圧ケーブルとをPDC(高圧引下線)で繋がって
おり、銅管端子でボルトナットにて接続されています(*’ω’*)
なので、PAS側の80sq電線に銅管端子はつけますが、
PDC側は綺麗に外せば、再利用できます(‘ω’)ノ
10~20年後に交換する事を考えてくれて施工される方は、
この部分を自己融着テープやビニルテープでぐるぐると
何重にも巻かないと思います(; ・`д・´)
取るのに時間かかるし、巻く必要もない箇所だからです(; ・`д・´)
さて、わたくしは、柱上に乗り移って、、
PASを取り外します(‘ω’)
ちょっと見にくいですが、取り外して、バケットのほうへ
ポンとおいた状態です(‘ω’)ノ
持ち上げることなく楽々取外し完了(‘ω’)ノ
次回へ続く(; ・`д・´)!