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街路灯の漏電調査③!絶縁改修!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

街路灯の漏電等での数十カ所不具合の調査が

続いておりますが、、

街路灯の漏電調査②!

電線でもなく、灯具でもなく、、

最後に考えられるのは、カットアウトスイッチしか

残っていません(; ・`д・´)

 

全箇所一つひとつ順番に蓋を開いてメガを当てていきますが、

これという絶縁の悪い値を差すものはなく、、

 

この日も、いぜんとして、0.5MΩのまま(; ・`д・´)

 

とりあえず、一か所一か所カットアウトスイッチを

交換していくことにします(‘ω’)ノ

 

カットアウトとは、照明柱の中にあるブレーカーのような

開閉器です(‘ω’)

磁器でできたボディの中に、

パカっと蓋を開いたところにヒューズがついています(‘ω’)

 

とりあえず、こんな感じで、全部かえていきます(; ・`д・´)

 

交換していくと、、

メガ0.1MΩ程回復したり、、

しないところもあり、、

 

交換したら、その照明柱でそのつどメガチェックをして

気づいたこと、、

 

 

この蓋を開けた状態、

本体と蓋が蝶番でくっついている状態で

メガをあたっていますが、、

 

もしかすると、、

 

この蝶番が悪くなっている可能性が高い、、(; ・`д・´)

 

照明柱の中は結露で結構いつみても濡れているのですが、

 

カットアウト本体ももちろん濡れています(; ・`д・´)

 

電線を接続している端子のネジなどが腐食が激しいものも

中にはありましたが、

 

そこの絶縁はそんなに悪くありませんでした、、(; ・`д・´)

 

ただ、こうして、分解して全部取り外すと絶縁がすこしずつ

回復する、、(; ・`д・´)

 

ということは、つまり、

蓋をあけるのに蝶番とバネがついてますが、

 

その部分の絶縁が悪いものが数が積み重なって0.5MΩまで

いっているわけです(; ・`д・´)

 

カットアウト本体を照明柱の台座にとめている

ビスが錆びていて、絶縁が悪いケースもありますが、

 

今回は蝶番が悪いとは、、(; ・`д・´)

 

まず、灯具か地中の電線、ソケットなどを疑うけれど、

まさか蝶番とは、、(; ・`д・´)

 

そして、全部交換すると、

0.5MΩ から 5MΩまで回復(; ・`д・´)!

 

これならば、全然心配のない値です(‘◇’)ゞ

 

 

今回はこのカットアウトスイッチの

蓋についている、蝶番が一か所一か所悪いものが

合算されて、漏電ブレーカーが働く一歩手前まで

悪くなっていたという稀なケースでした(; ・`д・´)

 

長年にわたりメンテナンスをしているからこそ

経験できるといった内容でした(^^)/

 

いろいろ想像を膨らまして、絶縁改修作業をしますが、

またひとつ引き出しができました(‘ω’)