皆様、こんにちわ( ゚Д゚)
先日より、20数か所の外灯修繕工事が始まりました。
一部、施工状況を紹介してみようと思います。
歩道や公園に建っている外灯は、事故で倒れたり、や犬のオシッコで腐食して、
やがて倒壊したりするのですが、弊社はそういった外灯の修繕、建替を得意としてます。
今回、三田市道路河川課様の依頼で、事故で傾いているものや、腐っていてもうじき倒壊
しそうな照明を数十カ所調査し、修繕することになりました。
こういった、傾いたり、腐っている照明があれば、照明柱に管理番号ステッカーが貼ってあり、外灯番号と連絡先が書いているので、見つけたらご連絡していただきたいです。
電線はたいてい地中埋設されているため、工事としては、照明柱を撤去し、
地中に埋まっている電線を復旧、そして、その照明柱を支えている
”照明柱基礎”というコンクリートの塊が埋まっているので、
そいつも再利用できない場合は掘り起こして、取替という大掛かりな作業になります。
コンクリートの塊の中に穴が空いており、そこに照明柱を差し込み、地中からきた
電線もそこを通って、照明柱の中でつなげるという感じです。
移動式クレーンで、照明柱を吊り上げておき、照明柱を切断、撤去します。
そして、既設の照明柱基礎を壊すか、または吊り上げて撤去し掘削します。
すると、こういう感じでぽっかり穴が空いて、電線もでてきていますね。
照明柱基礎はだいたい500㎏から1tほどなので、人力でヨッコイショという
わけにはいきませんので、移動式クレーンやユンボなどで吊り上げて設置します。
照明柱基礎を設置し、電線を電線管で保護しながら、基礎の穴の
中を通して、周りを埋め戻していきます。
そして、あらかじめ、アームや灯具をセットできるものは準備しておき、
建柱作業です。
高さがあるもっと大きな道路照明の場合は、高所作業車を併用して作業します。
点検口の中で、電線を接続し、納めます。
お犬様のオシッコがかかっても、根元に聖水が溜まって腐らないように
”根巻保護コンクリート”を打設します。
このコンクリートには鉄筋を打ち込み、モルタルではなく、
砂利や砕石を配合し、生コンをしっかり打設します。
ただのモルタルや、鉄筋がないものですと、経年劣化や何かの車道からの振動
衝撃などで、簡単に亀裂がはいったり、割れたりします。
↑これが、その例です。ちょっと湿っているのが聖水ですね((+_+))
こうなってしまっては、せっかくの保護コンクリートも無意味。
さて、根巻保護コンクリートが乾くと、ボイドが外せるので、今度はGL面の復旧。
アスファルトで復旧したり、コンクリートで復旧したりしますが、
今回はコンクリートで復旧するので、最低厚さ10㎜は打設できるように砕石で
転圧しながら埋戻して、鉄筋またはワイヤーメッシュを敷設します。
ベースコンクリートももちろん、砂利、砕石をませて、生コン打設。
最後は、しっかり、点灯を確認して製品に問題がないか確かめます。
管理番号ステッカーと、注意喚起シールも添えて貼付けて完了です。
皆様、できるだけ、お犬様にオシッコをかけさせないでくださいますよう
よろしくお願い致します。
こういった流れで、私たちは日々、パトロールや修繕することで
安心安全な生活ができるサポートをさせていただいております。