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街路灯修繕(灯具取外し)

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)☆

今回は、弊社の仕事事例を紹介したいと思います。

 

遊歩道などに独立してたっている街路灯ですが、

こういう街路灯の修繕を弊社はかれこれ20年に渡って
三田市一円メンテナンスさせていただいております(‘ω’)

 

なので、場所や一個一個につけられている管理番号などによって

ほぼ場所やどんな器具なのかなどを把握しております(‘ω’)

三田市においては平成26年より大規模なLED化工事によって

ほとんどの街路灯や電柱共架器具もLED化されました(‘ω’)

 

写真の箇所のように、公園や公園付近の園路灯などはつい最近に

LED化されました(‘ω’)

 

LED化された器具のメンテナンスは、その工事を請けた
メーカーが5年、8年とリース契約を結んでおり

基本はそのメーカーが修繕などの対応をします(‘ω’)

LEDに代えたから、10年は大丈夫!

、、というのも、一部にはあてはまりません(; ・`д・´)

 

というのも、こういった灯具本体は既存のものを再使用して、

球と電源装置というものを取替しているだけのものがほとんどなので、

照明柱の中を通っている、電線やそのほか接続、取付部品はそのままなので

 

そういった電線・部品は20~30年経っていて、劣化している場合が

あるってことですね(; ・`д・´)

 

今回の修繕も、球や電源装置を新品に代えても、他の部分が悪くて

漏電していたりすると、

 

我々電気屋さんが出動して、修理するという運びになります(; ・`д・´)

 

絶縁測定をして、漏電しているかをまず調べますが、

晴れている日だったり、電気がしばらく流れてからじゃないと

不具合が起きないなど、いろんな要素が絡んで、数字にあらわれたり

現れなかったりするので、

この数字だけを信じるのではなく、

設置場所の条件や長年の経験などによって憶測をたてて

一個一個、悪い箇所を洗い出していくという作業になります(; ・`д・´)

ですので、一概に「ここが悪い!」と最初にクライアント側に言えないので

見積りもしようがないということです(; ・`д・´)

街路灯は単純に球と電源装置を結んでいる経路に

「電線 - ソケット」 しかないです(; ・`д・´)
その経路を結ぶ間に接続箇所があるときは、その接続不良であったり

ソケット本体が虫の死骸が溜まって腐食し漏電したりします(; ・`д・´)

電源側が要因の事例としては、点検口のフタを開けたところに

カットアウトスイッチというスイッチがついており、ヒューズが

つけてあります。

この「カットアウトスイッチ」本体も条件によっては、蟻や穴蜂などが巣を作って

それで漏電したりしますし、

カットアウトスイッチ本体を照明柱に固定しているボルトがステンレス製じゃなかった場合

それが腐食し、錆がひろがり、漏電するパターンもあります。

もう手っ取り早く、こんなふうに灯具を取ってしまいます(; ・`д・´)

細かい作業になるのと、だいたい固定しているビスなども
錆て取れにくかったりするため、
灯具の中身を分解するには地上じゃないと作業しにくいです(; ・`д・´)

分解していくと、どうやら、この中にソケットがうめこまれています。

ちょっとわかりにくいですが、ソケットの中は
死骸がつまっていて、掃除した後ですが、

腐食し、まんなかのへそが折れかけです(; ・`д・´)

 

さらにこの下には端子台がついており、下からきた電線と

ソケット本体を細いリード線で結んでおります(; ・`д・´)

結局は、この部分が湿気により水気を帯びるとどうやら漏電する

ようです(; ・`д・´)

新しい電線に入替て、ソケットも加工して取付、

それらを端子台を介さずに直接取付ます(; ・`д・´)

 

接続点を多く作ればつくるほど今後も漏電するリスクを

増やすようなものです(; ・`д・´)

 

ちなみに、この電線もVA電線にしておりますが、

だいたい照明柱には丸くて入線しやすいCVケーブルが使われて

いますが、このCVってやつは、外装をめくって、なかのIVの被覆が

劣化しやすいのです(; ・`д・´)

 

例えば、夜になったら暗さを感知する「自動点滅器」というスイッチが

照明柱や引込柱についていて、それを結んでいる電線がCVだった場合、

↑写真のように、IV電線の部分が劣化でパきパキになっているのが

わかりますね(; ・`д・´)

紫外線によって劣化するので、屋外で使用する場合は、IV部分は

一本一本絶縁テープで巻いて置かないと、パきパきになるのです(; ・`д・´)

なので、自動点滅器を交換した際にこうした不良の箇所を見つけ次第

私はちゃんと絶縁テープを巻いて、接触してもショートしないように

しています(; ・`д・´)

屋内や器具の中でCV電線が使われていたとしても、水銀灯や蛍光灯の

光にも紫外線が含まれており、電球の近くに露出してる電線はそういう

影響を受けたりしますし、

経年劣化によって被覆も弱ってきます(; ・`д・´)

そもそも接続点を増やして、外装をめくって細い線で接続するのに

普段点検できないような場所だったりすると、漏電しやすく、

漏電した場合も発見されにくいということになります(; ・`д・´)

さて、電源装置を接続し、

灯具も元に戻して、LED電球を取付します(; ・`д・´)

点灯することをちゃんと確認して、

作業完了です(‘ω’)

今回交換した材料としては、電線とソケットだけなのですが、

作業としては、すごい手間暇かかっているわけで、

経験と知識がなければ、直せそうで直せない((+_+))

 

 

漏電を見つけること自体難しいのですが、
弊社は長年、そんなことに特化して修繕しまくっているので

ご家庭でもお庭のライトが点灯しないとか、たまに漏電してブレーカーが

落ちるけど原因がわからないなど困ったことがありましたら

まずは、ご連絡ください(‘ω’)ノ