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避雷針設置、接地工事!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

駐車場スペースの法面工事に排水工事とつづいている

現場ですが、先日掘削時に

A種アース棒と鬼より線が出てきて、手直しをしました(‘ω’)

 

少し前に、避雷針工事をしていたため、接地板やアース棒を

設置していたのですが、今回はその様子をご紹介いたします(‘ω’)ノ

 

はい、こちらが2019年1月の駐車場スペースの様子です(‘ω’)

植栽の横あたりに、コンクリート柱を建てて、

そこに避雷針を取り付ける作業前の様子です(‘ω’)

乗用車が2台とまっているところに、アース棒を

打ちまくる、作業前の様子です(*’ω’*)

 

穴掘建柱車(ポールセッター)と呼ばれる重機を使って

電柱などは建てられます(*’ω’*)

 

この建柱車は、掘削、吊り上げ、建柱、抜柱まで

全て一台でこなせれるという代物です(*’ω’*)

 

コンクリート柱は15メートルあるので、ストレート柱の

場合は、8トンや10トンの平ボディトラックやユニック車に

を別で手配して運搬しなければなりません(; ・`д・´)

最近は、上にある写真ように

分割式のコンクリート柱もフランジ接続などであるので

分割の場合は、この建柱車に電柱を積んできて、

本当に一台ですべてを完結させてしまいます(; ・`д・´)

ブームの先にアースオーガがついていて、グリングリンと

必要な口径の穴を掘ることができます(‘ω’)

照明柱やコン柱は、規定では本体長さの6分の1を

地中に埋めることになっています(*’ω’*)

 

6メートルのポールなら1m掘って埋めます(‘ω’)

15メートルの電柱なら2.5m掘るわけですね(‘ω’)

地中に大きな石などが出てこない限りは、その場所で

既定の深さまでほれます(‘ω’)

建柱の様子です(*’ω’*)

建て終わった後は、堀った土を埋め戻すだけで

たいていおしまいです(; ・`д・´)

 

、、え、そんなんでいいの!?って感じですが、

電柱は架空電線が両隣とつながるので、

高圧電線などがつながったら、コケることは無いっていう

考え方ですね(; ・`д・´)

 

さて、コンクリート柱が建ったので、その横を

掘削していき、接地棒を打つ準備をしていきます(^^)

 

深さ900㎜が天端になるように、 およそ2000㎜まで

掘削し、

900角の銅板を入れます(; ・`д・´)

A種接地は、アース棒だけではなく、接地板をいれないと

いけません(‘Д’)

A種接地は、10Ω以下ですが、

前回にお話ししたように、経年変化により土質も変わるため

6,7Ωくらいまで数値を落としておくことが望ましいです(‘ω’)

 

20Ωくらいまでは、どこでも数値は落とせますが、

ここから10Ωまで下げようとするのが、、、なかなか難しいです、、。

 

土質によるので、落ちにくい土質のまわりに、アース棒を何本

追加で打っても数値は下がりません(; ・`д・´)

 

2mくらい進んで別の場所に打設していき、鬼より線で

それらを結んでいくのが効果的です(‘ω’)

 

なので、数値が落ちない場合は、溝彫りがどんどん広がって

行くことになり、金額もどんどん上がっていくことにも

なります(; ・`д・´)

 

なので、アース工事の場合は、堀った都合で工事費は変化するので

下手に安く見積もりしているとえらい目にあいます(; ・`д・´)

 

しかしながら、雷害が心配だと考える方に、避雷針ではなく、

低圧用アレスタ(SPD)というブレーカーの大きさの

避雷器をホーム分電盤に取り付けることで

比較的安価で雷害対策ができたりします(*’ω’*)

 

左の電柱のトランスアース(B種接地)は、各電柱で10~30Ω以下で

接地されていますが、

基本、雷電流を地中に誘導して逃がしてやります(‘ω’)ノ

電気をよく使っている箇所に雷は流れやすいので

高圧電線が走っていたり、トランスがある電柱には50Ω以下の接地が

されています(‘ω’)

 

そのトランスのある電柱の近くの家は、、

いわば、電柱のB種接地が避雷針の変わりをしてくれています(‘ω’)

各家庭のホーム分電盤にはD種接地しかされていません(‘ω’)

D種でも、漏電遮断器が付いている場合(ほとんどは分電盤にELBが

ついています)は500Ω以下の接地でいいので、

 

手抜き工事ですと、300や400Ωほどの接地抵抗地しかでていない

家庭がよくあります(‘ω’)

 

電力会社はD種接地を100Ω以下に抑えるように注意喚起しています(‘ω’)

複雑な計算式で説明が難しいのですが、

 

わかりやすく説明すると、

洗濯機本体が漏電していて、D種アースが施されたアース付コンセントに

洗濯機本体はプラグが刺さっているので、

人間の体を漏洩電流は流れまいと思いますが、

結論からいうと100Ω以下のD種接地だと流れません(; ・`д・´)

 

ですが、400Ωほどの接地抵抗地しかでていないD種接地しか

していないコンセントだとすると、

近くの電柱トランスアースB種接地と、家庭のD種接地の

電位差が生じる関係で、

 

D種接地抵抗地が大きければ、、、

       漏洩電流は大きくなります(; ・`д・´)

 

つまり人体へ漏洩電流が流れて、感電してしまいます(; ・`д・´)

 

ちょっとわかりにくいのですが、D種を100Ω以下で施工さえ

しておけば基本問題ないのですが、

 

この知識は、『低圧電気取扱い』の特別極育や

『認定電気工事従事者』『1種電気工事士』など

高圧工事に携わる資格での資格で学ぶので、

 

2種電気工事士の学問では詳しくでてきません(; ・`д・´)

 

感電した時のことを考えると、知識のある施工業者なら

出来る限り、たかがD種接地だからといっても、できるだけ

アース棒たくさん打って接地抵抗地を低くしようとするはず(; ・`д・´)

 

話は戻りますが、

低圧用アレスタ(SPD)を設置することで、避雷針を屋根などに

設置する費用は抑えれますが、

接地としてはA種(10Ω以下)に限りなく近づける値まで

下げないと意味がないので、

 

D種しかない家庭では、お庭などを掘削して、アース棒を何本か

打ってそこに雷電流を逃がすようにするといった感じです(; ・`д・´)

 

 

古来より、

どんだけ良い設備を設けて、素晴らしい電気工作物を造っても

 

雷の前では無力です( ;∀;)

 

雷が走ると、高価な機器も一瞬で壊れます( ;∀;)

 

 

車の保険と同じように、

雷が落ちる確率は限りなく低いといえども、

万が一雷が落ちた場合のことも考えて最低限の雷害対策は

しておいたほうがいいです(; ・`д・´)

 

雷の落ちやすい地域というのは田舎ではよくありまして、

私の実家、弊社の事務所のある場所のそうなのですが、

20年ほど前はしょっちゅう雷がおちて、停電になりまくって

いました(; ・`д・´)

 

ファミコンしてたら、雷おちてきて、セーブしてないΣ( ;∀;)

みたいなことよくありました(-_-メ)

 

パソコンしてたら、急に夕立で落雷、停電、

昔のWindowsなんて保存機能なんてなかったので

作っていた書類また全部やり直しとかザラでした(; ・`д・´)

 

そして、テレビが壊れたり、電話機が壊れたり

など、近所でも結構あったものです(; ・`д・´)

 

雷の電圧は、およそ1億Vです((+_+))

これは家庭の電圧の約100万倍に相当します(; ・`д・´)

 

100Wの電球を落雷時に90億個分一瞬で光らせる力をもっています(; ・`д・´)

 

この雷のエネルギーを蓄電できれば、そうとう電気をためることが

できるのですが、残念ながらまだそこの技術は進んでおりません(; ・`д・´)

 

 

さてさて、話がだいぶ飛んでしまいましたが、

避雷針、接地工事の話にもどります(; ・`д・´)

10Ω以下の値がでたので、

接地板、接地棒、鬼より線を接続し、

転圧して埋戻しにはいります(; ・`д・´)

埋設表示シートをちゃんと敷いてから埋戻します(; ・`д・´)

コン柱のまわりもしっかり転圧して埋め戻します(; ・`д・´)

コン柱に、避雷針を設置し、

VE管にて立ちおろしも完了です(‘◇’)ゞ

ちょっと心配なので、4分筋を網状に敷いて、

コンクリートを打設しておきます(‘ω’)

それから土をかぶせて、整地します(‘ω’)

埋戻し、整地完了です(‘◇’)ゞ

 

およそ3年経って、同じ場所で工事をするとは思いませんでしたが、

こんな感じできれいになっていく過程を一緒に経験させていただいて

いることに感謝しかねいです(*’ω’*)