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気中開閉器A種接地修繕!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

高圧機器はA種接地工事が必要です(*’ω’*)

少し前ですが、気中開閉器のA種接地が基準値の10Ω以下に

なっていないということで、保安協会より年次点検時に指摘を

請け、

弊社に接地工事の修繕依頼がありました(*’ω’*)

その時の様子をご紹介いたします( `ー´)ノ

市内の取水場で構内柱に気中開閉器が設置されていますが

この電柱の際に接地接続箱があります(‘ω’)ノ

ここでまず現在の接地抵抗地を測定します(‘ω’)

13Ω ということで、10Ω以下をクリアしていません(; ・`д・´)

 

竣工当時は10Ω以下だったと思いますが、数十年経つと

地質が変わって、接地抵抗地も上がったりします(; ・`д・´)

 

今回はそのケースに当てはまってしまったようで、

この13Ωを10Ω以下に落とします( `ー´)ノ!

この電柱附近にアース線が埋まっているとのことで、

掘り起こして、アース棒を追加で打設していくことにします(*’ω’*)

ミニミニユンボで溝彫りしていきます( `ー´)ノ

深さ800㎜ほどである程度掘削したところで、何本か

A種アース棒をうってみることにします(*’ω’*)

何本か打って、アース線、鬼より線を、接続箱に入線し、

仮つなぎして、接地抵抗地をみてみます(*’ω’*)

一応9Ωほどには落ちたのですが、

 

また経年変化により10Ωを越してしまうので、

もっと抵抗値を落としてくださいと保安協会に言われます(; ・`д・´)

 

さらに数本追加して打ち込み、、

 

あと少し!っていうところの必殺技ですが、

『接地抵抗低減剤』というものを接地棒、接地線に

流し込むことで、2,3Ω数字を落としてくれるアイテムです(; ・`д・´)

 

この2,3Ωが落ちずに、大変な目にあうのが接地工事の醍醐味

なので、

このアイテムは値段は高いのですが、土質的にも場所的にも、

掘削が難しい時にも、非常に有効なアイテムです(; ・`д・´)

 

こいつを散布したおかげで、

6.5Ωまで落ちました( ;∀;)!!

 

晴れのときにこの数字なので、埋め戻すと、

6Ωくらいになると予測し、埋戻していきます( `ー´)ノ

今回掘削した範囲は、埋設表示シートをしっかり敷設して

おきます(*’ω’*)

2層、3層転圧し、整地完了です(*’ω’*)

最終的に保安協会さんにも現地立会確認していただき、

作業完了です(*’ω’*)

 

弊社は、新設よりも、メンテナンスで修繕依頼のほうが

多いので、毎回いろんな勉強になります(*’ω’*)

 

もちろん日々時代は進んでいて、新技術や新工法などの

勉強も必要ですが、

 

過去の工事から学ぶこともまた、多岐に渡るといえます(*’ω’*)

いろいろ知っていてもまだまだ精進する為には日々勉強です(*’ω’*)