はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!
照明柱の根元は、普段気にしてみてない限り
腐食に気づくことはあまりないのですが、
今回の箇所は数十カ所まとまって同じ症状が目に見えてわかる
サインだったため、調査依頼が来ました(; ・`д・´)
パッと見、普通の照明柱がポンと建っていますが、
根元をみてみると、
このように 点検蓋の下端で筋が行くように塗装が剥がれている
箇所がうかがえます(; ・`д・´)
ちょっとガリガリしてみましたが、
メッキ後の塗装タイプで道路灯のしっかりした照明柱なので
肉厚は分厚く、まだ表面上の腐食といった感じです(‘ω’)ノ
しかし周辺の照明柱はみな同じ箇所が腐食していた(; ・`д・´)
犬のオシッコがたまるもっと、GL面だとわかりますが、
GLから400㎜くらい上がったところで腐食するのは
どうもおかしいと思っていると、
どうやら、根元だけを、繊維でコーティングしたFRP素材を
塗って固めていた形跡を発見(; ・`д・´)
そのFRPの上からさらに、指定色に塗装されているので一見
わかりませんでしたが、
バリバリっとFRPをめくってみると、
その中は錆が浮いて腐食していました(; ・`д・´)
円筒上にFRPを巻いているので、その上の部分から
オシッコや雨が侵入し、
FRPと照明柱の表面との間が腐食しているようです(; ・`д・´)
この腐食の筋がいっているところから
地面までの間は、FRPをめくるとおそらく
全部腐食していると思われます(; ・`д・´)
というわけで、
今回の調査では、照明柱の建替えまでの腐食の進行はないので
根元の塗装をやり直して、根巻保護コンクリートを設置する
見積りをだしています(*’ω’*)
腐食して倒壊する前の段階でこうして気づいて、修繕できることは
我々業者にとっても、市役所側にとっても喜ばしいことです(*’ω’*)
根元に腐食防止で、こうしたFRPを巻いたり、
防食テープを根元だけ巻き付ける工法も昔からありましたが、
結局、一部から水分が侵入すれば、その保護している材料の隙間が
腐食するので、
何も巻かないほうがいいです(; ・`д・´)
巻くのはコンクリートだけで、常に水分が溜まらず、流れて、
雑草や植木などが触れない状態ですと、
水分も日光で乾き、腐食はほぼ起きないはずです(; ・`д・´)
この周辺の修繕は、梅雨明けにでも早速、工事にかかっていける
と思いますので、またその様子はこちらで紹介したいと思います(*’ω’*)