はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!
少し前、、、、といっても10年前ですが、
今でこそ、コロナ・熱中症とうるさく言われていない時代、
三田市の小、中学校はまだ、普通教室にエアコンはありませんでした((+_+))
そこで、とりあえず、熱中症対策として天井に扇風機をつけましょう
という工事が行われました(*’ω’*)
弊社が、最初に天井扇の工事を落札したため
過去のデータも無く、
まず、教室のどの位置に扇風機を配置したら効率がいいのかを
風量計算などいろいろ設計し、施工計画をしました(*’ω’*)
施工要領図では、 天井扇のベースを 躯体にあとうちアンカー工法に
より直接寸切りボルトをおろし、
本体の振れ止め、まわり留めとして、シングルバーに2か所以上ビスで
ベースを固定する事にしています(*’ω’*)
そして、その本体の配置ですが、風速、風量を考慮して、バランスよく
効果を発揮する箇所を決めます(*’ω’*)
部屋全体に風がいきわたり、なをかつ、天井の照明や火災報知器などの
既設の器具と干渉せず、見た目も左右前後対称になる位置をきめます(*’ω’*)
当初、私が書いた絵が基本となって、
おそらくこの数年後に他校で扇風機を設置する
工事でも流用されていると思います(*’ω’*)
工事としては、とてもシンプルで、
天井扇を設置し、隠ぺい配線をする、
スイッチだけは柱部分におろす為、露出配管にて配線(*’ω’*)
これをひたすら4校分数百台設置しました(*’ω’*)
教室の中央に梁が露出している古い校舎もあり、
天井ジプトンは数枚めくって、配線します(*’ω’*)
天井内のスラブにアンカーを打設し、寸切りボルトをおろします(*’ω’*)
そして、ベースをダブルナットにて固定(*’ω’*)
まわり留めに、2か所ビスにてシングルバーにて固定(*’ω’*)
本体取付、リード線を圧着接続(*’ω’*)
だいたいこういった改修工事は夏休み、冬休みに行われます(*’ω’*)
教室を開放している期間が長くないと工事できない為です(*’ω’*)
換気扇のスイッチは壁に沿って、メタルモールで
配管にて立ちおろし(*’ω’*)
普通教室は、電源を天井内の回路から取り出すので、
こういった露出配管程度で済みましたが、
音楽室など特殊な教室は、
天井の形状もフラットでは無く、電源の取出しもなかなか
良い場所にいなかったりします(; ・`д・´)
昔は、教室の端にテレビが吊ってあって、そこにコンセントが
あったりします(; ・`д・´)
そこから、隠ぺいができない為、露出で配線です(; ・`д・´)
スイッチへ立下り、そして換気扇にも露出配管で、、、
このようにVE管とモールを組み合わせながら、
出来るだけ白っぽい壁に溶け込むようにします(; ・`д・´)
目立たないように美しく仕上げる(; ・`д・´)
隠ぺいではなく、露出配管は、そこが難しいですが
電気屋の腕のみせどころですね(*’ω’*)
こうして、10年前は、扇風機がついたことで、学生さんたちには
涼しい想いをして喜んでもらえたと思います(*’ω’*)
現在は、エアコンがほぼどの教室にも設置されている為
この天井扇はおそらく使っていないと思いますが、、(; ・`д・´)