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スッキリパネルコンパクト21ホーム分電盤取替!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

本日は、家庭用の分電盤の取替作業のご紹介(*’ω’*)

ひと昔前の分電盤はこのようには鉄箱になっていまして、

頑丈なのは頑丈なのですが、

電線が箱に入る貫通穴などで接触していたり、漏電した場合など

いろいろ考えてもしっかり接地をとっておかないと、分電盤の蓋に

触るだけで感電するケースがあります(; ・`д・´)

 

その点、最近の分電盤は外箱はプラスチックでできており、軽量化を

測ってるのもありますが、絶縁的には良いということです(*’ω’*)

 

ブレーカー自体もコンパクトで軽量化されてますし、鉄箱でしっかり強度を

もたす必要がなくなったのもあります(‘ω’)

中蓋はこんな感じです(*’ω’*)

今回は、こちらの主幹ブレーカーが不良で、

盤自体も古いので、盤一式交換することになりました(*’ω’*)

まず、2次側電線に番号をふります(*’ω’*)

既設と同じ配列にしておくと問題がないので、基本は、同じところに

同じように接続すれば何も考えることは無いです(*’ω’*)

この回路は、あと工事でモールにて床に立ち降りています(*’ω’*)

リビングエアコンが単独で後工事で配線されたようですので、

 

この200V回路がどれどれかというのも、きっちり把握しておか

ないと、別回路に200V送ると機器を焼損することになります(; ・`д・´)

 

さて、停電させてもらって、分電盤取替です(*’ω’*)

主幹ブレーカーの1次側ですが、癒着して固い場合がほとんどで、

ビスのネジをボケさせてしまうと大変なので、

 

私の一番信頼している、

ベッセルのプラス3 マイナスドライバー

これで固いビスも緩めることができます(*’ω’*)

 

こちらは活線作業の為、

一本外しては、テーピングをして、

一本ずつ作業すれば怖くはない(‘ω’)!

 

2次側配線も外します(*’ω’*)

古い分電盤を外します(*’ω’*)

 

新しい分電盤の下部に、あと工事で露出配線している

モールに向けての電線穴をあけてから、

分電盤取付(‘ω’)ノ

ちょっと加工して、できるだけ目立たない端のほうで

エアコン用の電線をいれます(‘ω’)

 

前の主幹ブレーカーは心線を差し込み接続するタイプでしたが、

今はきっちり圧着端子でビス留め接続のため、

圧着端子を取付します(*’ω’*)

 

これも電気は通電している状態なので、一本ずつ作業(*’ω’*)

そして一本ずつ接続(*’ω’*)

2次側配線も接続完了です(*’ω’*)

200V回路は、2P2Eのブレーカーの200V回路に

きっちり切替てからの

接続です(*’ω’*)

したの段は、右側がN相で白色ですが、

200V回路の箇所だけ、わざと、黒白逆にして、

200V回路ですよという明示をしておきます(*’ω’*)

 

白のIVを赤色のテープで巻くと一番わかりやすいのですが、

ちょうど赤テープがありませんでしたΣ( ゚Д゚)

赤と黒で接続されていれば、誰がみても200V回路だとすぐ

わかるから視覚的にも効果的です(‘ω’)

 

あと、HBブレーカーだと、心線が9㎜ほどしか剥いてないのですが、

コンパクトブレーカーは15㎜心線を剥いて差し込まないと

いけません(*’ω’*)

しっかり差し込んでいるかどうか、このオレンジのハンドルが

下がってきて確認できます(*’ω’*)

 

古い電線をそのまま差し込んだら、差し込み不良でこのオレンジ色の

印がでないので、その回路には電圧がかかりません(; ・`д・´)

 

『他の電気屋さんが分電盤を変えてから何か所か電気がきてない』

と依頼を受けて、分電盤を調べたら、この差し込み不良で何カ所か

ブレーカーの差込を手直ししたことがあります(; ・`д・´)

 

こんな初歩的なミスをする電気工事士が世の中いるんだな、、などと

呆れながらも、修理したのを覚えています(; ・`д・´)

 

電気を送る前に、絶縁測定をしておきます(*’ω’*)

悪い回路があれば、お家の方に報告しておきます(*’ω’*)

モールも加工カットして納めます(*’ω’*)

これでブレーカー投入(‘ω’)

各回路電圧があるのを確認します(*’ω’*)

あとは、回路名をわかるところはきっちり、調べて

記入しておきます(*’ω’*)

蓋をとりつけして作業完了です(*’ω’*)

 

最後に、万一漏電などで、停電した時の処置のしかたを

お家の方にわかりやすく説明しておきます(*’ω’*)

 

電気の使いすぎで停電した場合は、各回路の子ブレーカーが

パチンと落ちるだけで、全停電にはなりませんが、

 

漏電の場合は、主幹ブレーカーが落ちます(; ・`д・´)

その際、

 

右の窓に 黄色い色で『異常』 と表示

されるので、 漏電ですよというのがわかります(*’ω’*)

 

この状態ですと、そのまま主幹ブレーカーのハンドルをオンにしようと

しても上がりませんので、

 

①右の子ブレーカーを全部 オフにする

②そうすると、左の主幹ブレーカーが オンにできる

③右の子ブレーカーを一つずつ オンにしていく

④主幹ブレーカーが落ちる回路がどれかあり、それが

わかったら、その子ブレーカーはオンにせず、他の回路はすべて

オンにすることができる

⑤悪い回路をオフのままで、近くの電気工事店さんに連絡し

絶縁改修工事をしてもらう

 

 

、、という流れで問題を解決します(*’ω’*)

 

わからなかったら、まず電気屋さんに電話すれば、上記の手順を

教えてくれるか、すぐ駆けつけてくれるとおもいます(‘ω’)ノ