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土間洗い出し左官仕上げ!レイタンス除去!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

先日より続いている、アルミポール建替工事ですが、

根巻保護コンクリートも打設後十分乾いたところで

 

今回工事の目玉である、舗装の復旧作業に入ります(*’ω’*)

↑このように、着色された自然色舗装と言われる、特殊な

歩道と同じように舗装を復旧するべく、

今回は、左官仕上げで挑みました(*’ω’*)

コンクリート左官仕上げ、洗い出し試作②!

↑数か月前に、試作を繰り返して、コストのかかる

アスファルト舗装と同じくらいの精度で左官仕上げで施工できる

 

ということで、担当者様より承諾を得ていましたが、

頑張ってやり遂げたいと思います(*’ω’*)

 

まずは、交通規制をして、落ち着いて施工できる環境を

整えます(*’ω’*)

ボイドをはずすと、マメひとつなく綺麗に打ちあがった

根巻保護コンクリート(*’ω’*)

 

洗い出しは手間暇かけてゆっくり行います(*’ω’*)

 

というのも、コンクリートって、固まっていく時に熱が

発生するので、水が浮いてきては蒸発してという過程がありますが、

 

セメントの石灰石や微粒子が水とともに浮いてきます(*’ω’*)

その浮いてきて 体積した脆弱な層のことを

レイタンス と呼びます(*’ω’*)

 

土木施工管理技士など、施工管理をお持ちの方は

レイタンスと呼び、

 

持ってない方は、 ノロ と呼んでますかね(; ・`д・´)

 

タケノコを水炊きしていたら、灰汁(あく)がでるように、

 

このレイタンスは泥膜なので、 そのまま放置して固まったら

脆く、強度が弱く、見た目も汚くなります(; ・`д・´)

 

屋外の表面の仕上げでしたら、まあそのままでもいいですが、

建築物の1階から2階の柱の途中まで打設し、

後日、その上にまた生コンを打設、、となると

 

このレイタンスがのこっていると、 あらたにコンクリートを

打設しても接着性がよわく、そして、強度が弱い部分が

構造物の中に残ってしまうので、考えたら怖いですよね(; ・`д・´)

 

さて、それでは、コンクリートを練っていきます(*’ω’*)

骨材も着色剤もしっかり混ぜ、十分練ったところで、

打設します(*’ω’*)

 

少し盛り気味にコテで均します(*’ω’*)

そして、骨材をパラパラと満遍なく巻き散らします(*’ω’*)

 

そして、それらを埋めるような形で上から押さえていきます(‘ω’)

 

これで固めたら、完成ですやん!

 

、、と思われがちですが、

 

先ほどの話で、レイタンスを除去せずに固めると、

こうした砂利が敷き詰まって仕上げた場合、表面がモロく、

 

自転車が通行したり、歩行者が歩いていく中で、

そのうちボロボロ崩れていって

表面がデコボコになってしまいます(; ・`д・´)

 

実際、おなじ通りでもボロボロに崩れて穴が空いている箇所は

沢山あります(; ・`д・´)

さて、次の照明柱も同じように打設します(; ・`д・´)

 

こちらは開口で小さくて、ほとんど打設しなくてもいい面積

ではありますが、

おなじように綺麗に仕上げたいと思います(; ・`д・´)

 

さて、この状態で、30分おきくらいに、様子を伺いながら

洗い出し、コテ押さえを繰り返します(; ・`д・´)

打設した時の気温にもよりますが、

とりあえず、じっくり見とかないと仕方ないです(; ・`д・´)

 

歩行者に踏まれて、足跡がいっても困りますし(; ・`д・´)

 

表面を柔らかいホウキでなでたり、水で洗い流したりして、

レイタンスを除去していきます(*’ω’*)

数時間たって、また水で洗い流して、、の繰り返しで

少しずつ固まっていきます(*’ω’*)

 

ほぼ一日かけて、丁寧に表面を仕上げます(*’ω’*)

 

そして、翌日、、

良い感じで色もついてます(*’ω’*)

セメントの中にある水酸化カルシウムが表面にでてきたりして

白くなることは、経年劣化で擁壁や階段などでも

見られますが、

 

表面に浮いて固まった白い粉のようなものも、薬品を使えば

綺麗に取り除けますし、

 

日数が経ってなければ、こすれば落ちます(*’ω’*)

ということで、

硬めのブラシで、

表面をゴシゴシ洗います(*’ω’*)

これで舗装の復旧は完成です(*’ω’*)

数か月経つと、この表面の色もまたくすんで

来たりして、色合いが変化するので、経過を見たいと思います☆

 

もう一本のほうも、みてみます(*’ω’*)

ゴシゴシ洗って完成(*’ω’*)

 

パッとみた人が、

あれ、いつの間に建て替わっていたんだろうと

思ってくれると嬉しいです(*’ω’*)