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カテゴリー別アーカイブ: 高圧改修工事

高圧機器改修、三相高圧トランス他交換!③

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

高圧機器改修でのトランス据付完了の続きの回です(‘ω’)

高圧機器改修、三相高圧トランス他交換!②

前回、トランスを入替が出来たところでしたが、

まず2次側電線を接続していきます(‘◇’)ゞ

 

増し締め確認のマーキングもしっかりします(‘ω’)ノ

 

B種接地も接続します(‘ω’)ノ

 

1次側の高圧カットアウトからの引下線KIP線も

14sqから22sqへ3線とも交換します(‘ω’)ノ

 

このカットアウトスイッチにはヒューズがついていますが、

こちらのテンションヒューズも今回取替します(‘ω’)ノ

 

このヒューズの筒の中にテンションヒューズが入ってます(‘ω’)

 

限流ヒューズというものと違って、テンションヒューズは、

ヒューズリンクの中の紐を交換するだけなのです(‘ω’)ノ

 

高圧引下線KIPを22sqに交換します(‘ω’)ノ

 

KIPを固定する、高圧クリートサドルというものは、

サイズによって共用でいけたり、いけなかったりするので

注意が必要です(; ・`д・´)

 

トランスの向きが90度かわったことで、

配線の取り回しが若干かわります(‘◇’)ゞ

 

ヒューズ、KIPの取替、2次側の接続が完了です(‘◇’)ゞ

 

全ての作業が完了したので、

まずはリレー試験を行います(‘ω’)ノ

 

 

続いて、絶縁測定もしておきます(‘◇’)ゞ

 

LGR等の結線間違いもなく、リレー試験も問題なく

絶縁測定値も問題ありませんでした(‘ω’)

 

 

最後に、トランス本体の耐圧試験を行います(‘ω’)

 

10350V を10分間 印加して、耐えれるかという試験です。

 

10分間経過すると、

測定器にもカウント機能がついていて、

600秒を越えたことを確認できます(‘◇’)ゞ

こうして、すべての試験や測定が完了したので

復電操作に入っていきます(‘ω’)

 

 

 

構内柱のPASを投入します(‘ω’)

 

 

電圧を確認し、各ブレーカを投入していきます(‘ω’)

 

 

太陽光システムの復旧もきちんと行います(‘ω’)

トランスや高圧ケーブルを交換した時は、

相が入れ替わる可能性がある為、

必ず、作業前に検相を行い、

 

作業後の検相で、正相、逆相入れ替わっていないかを確認

します(‘ω’)

 

相の間違いは、主任技術者の責任ではなく、

施工業者の責任になるので、注意が必要です(‘ω’)ノ

 

 

高圧改修工事は非常にリスクの高い作業です(; ・`д・´)

いくつも万が一を考えて確認に確認を重ねて、停電作業を

する為、経費がとても掛かりますが、

 

皆さんが日頃、安心して、電気を使えるのは

こうした改修工事や点検で、日々、安心安全を

更新しているということを知ってほしいです(*’ω’*)

高圧機器改修、三相高圧トランス他交換!②

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

高圧改修工事の続きになります(‘ω’)☆

高圧機器改修、三相高圧トランス他交換!①

前回、LGRとZCT交換の様子を紹介いたしましたが、

今回は、トランス取替です(‘ω’)

サムネ画像のように、キューピクルがフェンスで覆われて、

車両は近づけないので、

フェンス外から、4tユニックでトランスの楊重作業を

行います(*’ω’*)

 

まず、ユニックを設置します(*’ω’*)

バックホウは『重り』として荷台に乗せておきます(‘◇’)ゞ

キューピクルの屋根を越えて旋回する必要があるので、

地面からだいぶ吊り上げた状態になり、

転倒モーメントがからり大きいためです(; ・`д・´)

 

今回、こちらの100KVAのトランスを150KVAに

容量アップします(*’ω’*)

 

新しいトランスは横幅が広くなるため、90度向きを代えての

据付となります(*’ω’*)

 

90度向きが変わるので、1次側、2次側電線の取り回しも

多少代えます(*’ω’*)

まず電線を取外します(‘ω’)

 

そして、バールなどでコデながらスライドし、

扉附近で玉掛けします(*’ω’*)

 

トランスの底部には、

衝撃を吸収するための、防振架台の仕様になってますが、

とりあえず、外して、外で考えて加工して

新しい防振ゴムに取替ます(*’ω’*)

 

撤去完了です(‘◇’)ゞ

そして、古いトランスを

そのままキューピクルの屋根を越えて、、

 

ダンプに積み込みします(*’ω’*)

 

事前に、PCB含有の有無を調べており、

油、本体の適正処理をします(*’ω’*)

 

さて、こちらが新しい150KVAのトランス(*’ω’*)

下に防振ゴムを取付します(*’ω’*)

 

キューピクル内の、補強C鋼を取外し、

キューピクルの防振ゴムの芯と睨んで、

取付位置を考えます(*’ω’*)

 

鋼材を加工します(*’ω’*)

防振ゴムが取付できて、尚且つ

キューピクルの底部のLアングル材と結びつきできる位置を

正確に割り振ります(; ・`д・´)

 

架台を防振ゴムにセットします(*’ω’*)

 

キューピクル内へいれていきます(*’ω’*)

 

ユニックの本体から4m離れていて、

トランスも約600㎏ある為、キャパギリギリの状態で

入れようとしているので、

無理やり押し込むと、ユニックが転倒する恐れがあります、、。

トランス自体が重いために、中にいれてから調整のため

動かすのが大変なのです、、(; ・`д・´)

 

何回かやり方を代えながら、思考をひねります(; ・`д・´)

 

そして、やっとこの現場での最良な方法がみつかり、、

 

据付完了です(‘◇’)ゞ

 

次回へ続く(; ・`д・´)!

高圧機器改修、三相高圧トランス他交換!①

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

少し前に、高圧機器の準備をしていた件での

もう一校の停電工事の様子です(*’ω’*)

高圧工事の準備、トランス積込!

 

今回の工事では、LGR、ZCTを2基ずつ交換、

そして、三相トランスを一台交換します(‘◇’)ゞ

 

こちらのトランスを100KVAから150KVAへ交換

します(*’ω’*)

4tユニックの上にトランスを積み込んで搬入、

荷台に弊社のミニユンボを載せているのは、

転倒防止の重りとして積載しておきます(‘ω’)ノ

 

まず電気主任技術者さんに、構内柱のPASにて遮断器を

開放し、停電作業にはいります(*’ω’*)

 

 

LBSで放電し、工事接地を取付してもらいます(*’ω’*)

漏電火災警報器、LGR

こいつも電灯、動力それぞれの回路1基ずつ交換ですが、

新しい機器は小さくなっているため、

 

事前に準備している取付板を用いて固定します(*’ω’*)

 

 

端子のビスを外し、古い器具を撤去します(*’ω’*)

 

加工した板を使って、取替します(*’ω’*)

本体は小さくなりましたが、まあまあ景観に溶け込んだ形で

納まりました(*’ω’*)

 

裏っかわも綺麗にまとまりました(*’ω’*)

 

LGRとセットで交換するのが、

この変流器(ZCT)も2基分であります(*’ω’*)

緑色のアース線が貫通している黒い装置ですが、

 

ここで、漏電電流を検知します(*’ω’*)

 

 

非常に狭い場所に取付されています(; ・`д・´)

 

貫通型のため、電線をくぐらせるために、

一旦圧着端子を切断し、

新しい製品をくぐらせておいて、

 

再び圧着端子を取付します(‘ω’)

 

こうして、新しいZCTに交換されます(‘ω’)

長くなりそうなので、ここで一旦キリをつけます(*’ω’*)

のこり、トランスの交換模様を次回にお伝えします(‘ω’)

キューピクル内高圧機器取替!高圧進相コンデンサ他取替!②

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

高圧改修工事の続きになります(*’ω’*)

キューピクル内高圧機器取替!高圧進相コンデンサ他取替!①

今回は、この高圧進相コンデンサ(SC)の取替です(*’ω’*)

 

左がSC, そして、右側が直列リアクトル(SR)です(‘ω’)

突入電流の抑制や、高調波の抑制などの理由で、

コンデンサとセットで基本的にはセットするのが

高圧設備基準で決まっています(‘ω’)

 

取替は電線3本と接地線しかないので、

簡単に交換できます(*’ω’*)

作業完了です(‘◇’)ゞ

廃材を積込、適正処理します(‘ω’)

さて、本工事が済んだので、

復電する前に試験をします(*’ω’*)

 

絶縁測定、その他リレー試験をします(*’ω’*)

 

漏電電流を200mA 、400mA、、、とそれぞれあげていき

感知し、LGRが働いて、職員室まで信号がちゃんと伝わるのかを

確認します(‘ω’)

 

この学校周辺は、電柱の無い地域でして、

地下埋設にて関電より電気を供給しています(‘ω’)

 

電柱のASでは無く、開閉器が地上についていまして、

ハンドルの操作により開閉してもらいます(‘ω’)

 

1次側の電圧を確認し、それぞれ構内に電気を送ります(‘ω’)

 

太陽光システムは手動で復帰する規約となっているので、

復電後、必ず手動復帰盤にて、太陽光システムを復旧しないと

このようにパトライトが光り続けています(; ・`д・´)

 

太陽光も復旧し、

各地動作確認を教頭先生にしてもらいます(*’ω’*)

 

警備会社セコムにも復電の連絡をします(*’ω’*)

休日に停電工事をするので、

 

連絡がないと、泥棒などに侵入されたと判断し、

セコムはサイレン鳴らして飛んできますので注意(; ・`д・´)!

 

こうして、高圧改修工事は完了です(‘◇’)ゞ

現場での工事自体はそんなにたいそうではないですが、

 

ここまでに至るまでの準備や書類作成、

そして、これからの工事写真、書類をまとめるほうが

大変ではあります(; ・`д・´)

 

しかしながら、万が一を想定し、安全第一で作業を完了し

完了検査に合格するために、丁寧で綺麗な工事をこれからも

心掛けたいと思います(‘◇’)ゞ

キューピクル内高圧機器取替!高圧進相コンデンサ他取替!①

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

先日より、いろいろ準備をすすめていた高圧機器取替工事

の一件目の様子をご紹介(*’ω’*)

高圧工事の準備、トランス積込!

 

今回の工事では、高圧進相コンデンサ、

LGR、ZCT2基ずつの交換という小規模の改修です(*’ω’*)

 

電気主任技術者様に、まず停電操作を行ってもらいます(*’ω’*)

LBSで停電確認後、放電、

作業接地を取付してもらって、作業開始(*’ω’*)

 

 

黒い四角が、LGR(漏電火災警報器)です(*’ω’*)

漏電の際、この機械が検知し、ベルを鳴らしたり、職員室に

信号を送ったりします(*’ω’*)

キューピクルの裏側に接続端子がついているので、

普段皆さんがキューピクルの扉を開けてみるさいは、

中身はあんまり見ることがないですよね(; ・`д・´)

古い機器を取り外します(*’ω’*)

そして、新しい機器は小さくなっているので、加工板を取付

ます(*’ω’*)

きれいにおさまりました(*’ω’*)

 

裏側の結線をおわらせます(*’ω’*)

 

LGRとセットで交換するのが、

ZCT(互換性零相変流器)というものです(‘ω’)

 

単相回路と、三相回路それぞれ、

一つずつ、接地線より漏電電流を感知する輪っかが

あります(*’ω’*)

 

 

この輪っかをZCTといい、ここで漏電電流を感知し、

LGRに信号を送るわけです(‘ω’)

 

二つに分割するタイプもありますが、

今回は非貫通型で、一旦接地線を取り外さないと、

機器が交換できません(; ・`д・´)

交換しにくい場所にあるだけで、こちらは2線の信号線しか

接続しなくていいので、簡単です(‘◇’)ゞ

コンデンサ用のカットアウトスイッチ、白い碍子ですが、

こちらの中にヒューズが入っているので、

今回はヒューズのみ交換です(‘ω’)

 

パかっと開くと、中には、こうしたヒューズがついた筒が

入っています(*’ω’*)

今回は、限流ヒューズというちょっと性能のいいヒューズで、

筒ごとの交換になります(*’ω’*)

 

碍子本体も交換したかったらしいのですが、

受注生産で6ケ月ほどかかる為、設計段階で省かれたそうです、、。

交換が終わりました(*’ω’*)

あんまり変化がなく、蓋をしめると、中身もわからないので、

 

図面をはちがった容量のヒューズが入っているパターンも

あるので注意です(; ・`д・´)

 

すこし長くなったので、次回へ続く(; ・`д・´)!

 

高圧工事の準備、トランス積込!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

高圧工事の段取りをしているなか

漏電火災警報器(LGR)取付用板 加工!

高圧機器が納入されました(*’ω’*)

 

いつも弊社では事前に自社倉庫に納入し、

検品兼ねて、材料の個数の違いや型番が違いなどの抜けが

無いかを入念にチェックします(*’ω’*)

 

材料屋さんも、人間ですので

注文間違いはたまにあります(; ・`д・´)

 

こちらの発注ミスの時もありますし、向こうの聞き間違いも

有りますが、、

 

もし材料が間違っていたりしたとして、

責任はどちら、、などと言い合っている暇があれば、

 

すぐ注文し直すべきなので、

早めに倉庫入れして、自分の目で確かめるわけです(*’ω’*)

 

これを例えば、工事日に直接現場に納品してくれという風に

してしまったら、

 

直接もってきて、材料が間違っていたら、、

もう手遅れですよね(; ・`д・´)

 

工事の数日前、数週間前に納入されれば、

最悪、メーカーから取り寄せしなおしなどの時間的猶予が

あります(; ・`д・´)

 

赤帽に走ってもらってなんとかなったケースも

過去いくつか経験は有りますが、

 

そういうのを繰り返すのではなく、

早めに納品して、梱包の封を開けて確認など

自分が確かめないとだめだと悟りました(; ・`д・´)w

 

現場監督を長くやっていると、わかってきます、、。

 

そういった責任をどうこういっても、

結局、自分が責任者なので、最終的には

 

自分の確認不足

 

なだけで、、人にどうこう言っても仕方ないのです(; ・`д・´)

 

封を開けて、固定の取付ピッチなど

仕様書だけでなく、実際のモノをみて測ったりして

当日のイメージを膨らませます(‘ω’)

取扱説明書なども

先の納入しておくと、 コピースキャニングなどの

完成図書に必要な作業をすこしでも進めることもできます(‘ω’)

 

一番の大物は、トランス入替なので、

どうすれば効率よく、重量物を撤去、据付できるのか、

楊重作業を安全に行うために思考をめぐらせます(; ・`д・´)

 

工事前日に、ユニックをリースしておいたので、

トランスの積込時に、

実際、トランスの楊重作業の距離を現地と同じと

想定して吊ってみます(*’ω’*)

 

現場では、フェンスがあって、ユニックが近づけないので、

 

キューピクルのトランス設置の部屋から、フェンスまで4m

現場と同じ距離を試しに吊ってみます(*’ω’*)

今回更新のトランスが600㎏程あって、

吊る位置が、ユニックの真横かやや前方になって、

安全ではない為、

 

ユニックの荷台に重りを載せておきます(‘ω’)ノ

 

バックホウが2tなので、2tの重りとして

ユニックに積んでおきます(‘ω’)ノ

 

そして、トランスを積込し、荷造りします(*’ω’*)

 

これで当日のリハーサルも完璧です(*’ω’*)

当日円滑に作業ができるための

下ごしらえに弊社は、時間をそそぎます(*’ω’*)

 

 

 

 

 

 

漏電火災警報器(LGR)取付用板 加工!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

某小中学校で高圧改修工事がもうすぐありまして、

 

漏電火災警報器(LGR)(ZCTも)を交換する箇所があります。

 

今回更新するLGRが 既設のLGRよりも小さい為、

板をまず取付して、

それを小さく開口しなおすという方法をとります(*’ω’*)

 

既設のLGRは、この中央の四角い装置でして、

 

新しく更新する機器が、小さくなってしまうわけです(; ・`д・´)

 

そして、その対で交換するZCTが、こちらです(*’ω’*)

 

貫通型なので、どこか接地線を浮かして、抜き取らないと

鋼管できません(*’ω’*)

 

たぶんこのZCTは簡単に交換できそうですが、

 

LGRはすこし、取付に頭をひねるわけです(; ・`д・´)

 

暑さ5ミリの塩ビ板を用意します(*’ω’*)

寸法を調べて、ケガキます(*’ω’*)

 

ジグソーで切り抜きし、、

取付用の板を4か所分制作(*’ω’*)

 

できあがり(*’ω’*)

、、たぶん、これで合うはず(; ・`д・´)

 

停電日にばたばたしなくていいように

倉庫でこうした準備は出来るだけしたい派なので、

 

4か所分とも作っておきます(‘ω’)ノ

出来上がりました(*’ω’*)

多少の調整は、ヤスリをかけるくらいでいけそうです(*’ω’*)

 

 

微調整すると、

 

 

取付板準備完了です(‘◇’)ゞ

 

一校は、コンデンサとLGR,ZCT

もう一校は、トランスとLGR,ZCT といった

 

簡単な内容ですが、

停電工事なので、やはりこれでもかというくらい

確認しまくって、準備に準備を重ねて当日に

のぞみたいです(*’ω’*)

 

 

 

柱上高圧ガス開閉器(PGS)交換!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

過去の工事ではありますが、柱上高圧気中開閉器(PAS)の交換は

よくしてきましたが、

PASではなく、PGS(柱上高圧ガス開閉器)というものも交換したことが

あります(‘ω’)

 

普通の気中開閉器(PAS)も 空気の力によって、高圧電流の遮断をする

のですが、

ガス開閉器(PGS)は、SF6と呼ばれるガスの力で、

それを遮断するものです(*’ω’*)

 

300Aで見た感じ、コンパクトで、

PASよりも重量は小さくなるメリットがあるものの、

 

中に封入しているSF6ガスの処分が大変なので、今回は、

普通の気中開閉器(PAS)への更新になりました(*’ω’*)

 

 

こちらのSOG制御装置もセットで更新です(*’ω’*)

 

新しいSOG装置に交換です(‘ω’)

 

 

新しい PASは300Aなので、

ユニックで吊り上げて、高車と柱上作業によって

設置します(*’ω’*)

 

300AのPASなので、やはり、すこし大きく重たいので

バケット車の中からよいしょと人力で柱上アームへ引掛けるには

ちょっとしんどいです(; ・`д・´)

一般の方が電柱を見上げた時には、小さな箱にしか見えませんが、

実際持ってみると、、結構重たい鉄の箱です(; ・`д・´)

高圧ケーブルは既設のモノを再利用なので、

端子部分でボルトナットで再取付(*’ω’*)

高圧ピン碍子もこういった機会に綺麗に清掃しておきます(*’ω’*)

このちいさな汚れだったり、亀裂が、絶縁を悪くすることを

経験したことがあれば、

碍子をきれいにすることの重要性をきっちり理解できます(*’ω’*)

1次側は、関電(きんでん)の施工となります(*’ω’*)

このPASこそが、電力会社と、お客様との責任分界点になるので、

施工もきっちり、関西電力と、施工業者とは分けて考えます(*’ω’*)

 

工事中の事故もまた、区別しておくことで、万が一の有事の際も

きっちり責任が明確になるからです(*’ω’*)

 

施工後は、メガチェック、リレー試験を経て、

復電です(*’ω’*)

柱上作業で、なおかつ責任分界点の丁度いいところの工事なので

こうした、作業車や作業人員も多く必要で、大変な工事に

なってしまうのですが、

 

万が一、波及事故などをおこした際にすぐ対応できて、

そして、責任を明確化できる体制で工事することが大切だといえるでしょう!

高圧工事、PAS,SOG取替工事!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

最近土木や、水道の紹介ばかりですが、一応電気屋さんなので、

たまに、高圧機器の更新工事もあります(; ・`д・´)

 

今回は、高圧気中開閉器(PAS)、SOG制御装置の取替工事を

した時の紹介をさせていただきます(*’ω’*)

高圧受電されている、施設には、必ず、構内柱というものがあり、

そこに、電力会社から電気を引っ張ってもらいます(*’ω’*)

 

その柱上に、開閉器を設けるわけです(*’ω’*)

電力会社と、お客様との責任分界点です(*’ω’*)

この開閉器より後ろの設備は、すべてお客様側の持ち物になるので

電気的なことで事故や災害があっても、電力会社は保障しません(; ・`д・´)

 

今回紹介するのは、この構内柱の一番最初に設置されている、

高圧気中開閉器(PAS)と、SOG制御装置 というものを取替する工事(*’ω’*)

 

SOGは、このような屋外の場合は箱の中にある制御装置のことで、

地絡などを検知した場合、信号をPASに送って、回路を遮断します( ;∀;)

 

構内で、地絡、短絡などで大電流が流れたりした場合、送電線を渡って

となりの家や施設などに波及事故を起こす為、

 

それらを防止する為に信号をおくる大切な役割があります(; ・`д・´)

箱の中には制御装置があり、柱上のPASと制御ケーブルでつなぎます(; ・`д・´)

 

たいていPASとSOGはセットで更新します(*’ω’*)

PASは、この写真では、柱上の右側になります(; ・`д・´)

右側が PAS、

そして、左側が 電力会社のVCTという機器になります(*’ω’*)

今回は、このPASのみ交換します(*’ω’*)

まず古いPASにつながっている電線を取外し、

機器を撤去します(*’ω’*)

 

 

新しいPASは少し大きくなるので、

ウインチ付きの高所作業車などで、吊りおろし、

柱上で作業員が手元作業をします(*’ω’*)

 

新しいPASを固定します(*’ω’*)

 

そのあと、ケーブルの接続作業になります(*’ω’*)

 

接続完了です(*’ω’*)

 

今回は、高圧ピン碍子と高圧カットアウトスイッチは

撤去し、

 

直接PASからVCTへ接続しました(*’ω’*)

保安協会などの、電気管理技術者さん側で リレー試験など

を行って、問題がないことを確認します(*’ω’*)

絶縁抵抗値は問題ないか、リレー試験で動作確認を

しっかり確認し、問題がなければ、

電力会社さんより 電源を投入してもらい作業完了です(*’ω’*)

 

こういった危険作業を伴う工事は、

それぞれ役割をきっちり決め、それぞれがその分野で

責任をもってきちんと作業することで、事故を限りなくゼロにする

ことができると思います(*’ω’*)

 

弊社はいつでも、作業手順の順守、安全確認を怠らず、本日も

安全作業に従事致します(*’ω’*)

高圧ケーブル屋内端末処理、装柱作業!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

今回は、前回で紹介した塩害地域用の端末処理を施した高圧ケーブル

を入線し、反対側の屋内用の端末処理をあげる作業にいってまいりました(‘Д’)

先日、屋外側の端末処理をした高圧ケーブルを軽トラに乗せて、

現場へ行きました(‘ω’)

 

和歌山県内の某工場内で、新たにキューピクル増設、第1柱建柱で

受電点を変える工事のようです(‘Д’)

今回は、高圧ケーブルの端末をあげるというだけの応援で行くので、

工事自体の内容は詳しくはわかりません(; ・`д・´)

コンクリート柱を建柱するのを得意とする京都の電気屋様より

今回の応援依頼を受けました(*’ω’*)

キューピクル設置などその他の作業は、また別の大手の計装会社様が請けて

いるようで、今回その業者様とも顔を合わせて面識ができたので

今後を考えると、いい出張だったと考えます(*’ω’*)

高所作業車も手配されていて、

本日は、装柱、PAS設置、高圧ケーブル入線、端末処理

といった感じの内容です(‘Д’)

キューピクルはきれいに設置されており、

PASやその他材料なども現場に保管されていましたので、

早速作業にはいっていきます(‘Д’)

まず、アーム類を取付していただきます(‘Д’)

立上げの配管、高圧ピン碍子など取付て、

屋外側より、屋内側へと入線作業です(‘ω’)

だいたいのケーブルの長さがきまりましたので、

キューピクル内で、高圧ケーブルをカットします(‘ω’)

まだ、屋外側で整線するのに、引っ張られたり戻したりする可能性が

あるので、たいてい、写真のように

1ターン巻いてから、端末処理をすすめていきます(‘ω’)

ケーブルヘッドを取付して、端末処理をすすめます(‘ω’)

作業をしていて、電柱したで、手元作業員のかたが

手が空いていがちだったために、

PASの紐をむすんだり、制御線をくくったり、

PAS設置の段取りを指示しました(‘ω’)

柱上より、下で作業しているものに声がかかったら

対応してもらうようにし、遊んでいてはもったいないので

他の作業の準備などする癖をつけるよう教育(‘ω’)

応援なのでお節介ではありますが、

これから伸びしろのある若い方たちには、経験者がいろいろと

コツや技術をわかりやすく伝えていくべきだとおもいます(*’ω’*)

 

ひと昔の職人さんたちは、それをしてきませんでした(; ・`д・´)

 

【技術は人から見て盗め】

 

他の作業をしながら、誰も教えてくれない技術を自分で盗むのです(; ・`д・´)

 

おなじ会社内の先輩であっても、なかなか自分のもっている技術は

教えようとはしてくれませんでした((+_+))

 

そのツケが今の時代にきています( ;∀;)

 

現在全国的に職人不足でして、建設業界の職人離れが酷いです(; ・`д・´)

それに加え、技術者ももちろん不足しているため、

資格や書類等がちゃんとそろえて施工できるような会社自体も少なく

なってきて、おおきな金額の工事をとりたくても

それを管理できる人材がいないということです( ;∀;)

 

建設業がどんどん発展するには、職人の給料が上がるのはもちろん

現場仕事が楽しく、技術職として誇りをもてることが大切です((+_+))

 

なんとなく言われるがままに、惰性で仕事をするのではなく、

早く一人前になって、仕事をまかせてもらえるように、

またそのうち独立して自分でやりくりしたい、など意欲をもって

取り組む人が増えてほしいものです(; ・`д・´)

ということで、ビニールテープを巻いたり、電線を切ったり

被覆をむいたり、まだ入社して数か月という彼でしたが、

 

僕はどんどん作業をしてもらいます(; ・`д・´)

 

目で見るだけのと、実際自分の手でやっていくのでは

全然成長のスピードが違いますので、

失敗してもいいので、道具や材料にちゃんと手をふれ、

手の感覚を体で覚えてもらいます(*’ω’*)

高圧工事で停電じゃないなんて、ほぼないような千載一遇のチャンス

なので、さっさと仕事終わらせるというより、

 

若い人に学んでもらえるいい機会として、今回は取り組みました(‘ω’)

PASも吊り上げて、接地線など接続も終えて、

本日の作業は完了です(‘◇’)ゞ

 

施主様の為、元請け会社の為、そして若い職人の為に

出来るだけ自分のできることをこれからも意識して作業したいです(‘ω’)