はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!
今回はPAS取替の模様をお伝えします(*’ω’*)
一般の方々はピンとこないと思いますが、高圧受電している
施設などでは、キュービクル(電気室)があって、
その近くに
電柱が建っていて、その電柱の上のほうに変な装置がついて
いるのを見ると思います(*’ω’*)
↑これが高圧気中開閉器(PAS)です(; ・`д・´)
こちらが、某小学校の正門ちかくにある、
構内第1柱、、
そして、上に乗っかっている、これがPASですね(; ・`д・´)
今回は、このPASが不良ということで、正しく動作しないので
交換になります(*’ω’*)
電柱のしたのほうに、箱があり、
その中には、SOG制御装置というものがはいっています(*’ω’*)
簡単にいうと、
雷や短絡などで、大きな電流が電路に流れた際に、
瞬間的に、電気を切る信号をここから出します(*’ω’*)
検知した信号により、上部のPASが瞬時に切れて、
電気室や職員室に、警報が流れたりする仕組みになっています(*’ω’*)
PASとセットでこのSOGも交換します(*’ω’*)
はい、製品が届きました(*’ω’*)
約60キロくらいのこのPASを柱上で効率よく交換する為に、
弊社は、バケット車を少々改造します(; ・`д・´)
要は、この装置を電柱から外して、同じように付け替える
だけなのですが、
なんせ重たいので、よっこいしょと持ち上げて、
バケット車の中にいれるには少々重くて大変です(; ・`д・´)
重たいPASになると、2人でも担ぐことは難しく、
ウインチ付きの高所作業車にて吊り上げるか、
↑ユニック車のウインチで吊り上げて、作業したりします(‘ω’)
これは平成23年度に弊社が施工している様子ですが、
ユニックとバケット2台必要になるので、
現代においては、経費がかかるのであまり得策とはいえません、、。
なので、ウインチがついた特殊な高所作業車をもっていれば
一人でもPAS交換作業は可能なのですが、
リース会社で高所作業車をかりてきたら、たいていそんな
いい装備はついているわけはありません、、。
この黄色いバケット車はウインチ付きであるにも関わらず、、
弊社は、ユニック車も所有していたので、2台で作業して
いましたが、
近年、LED化に伴い、両車両とも使用頻度が激減してしまった
為、現在はその都度リースして作業しています(; ・`д・´)
このようにリース車はFRP製の箱付のバケットか
鉄のフレーム仕様のバケットなのですが、
柱上にひとり乗り移って、作業すれば、
全然2人で、ウインチ無しで作業は可能(‘ω’)
バケットの中まで入れ込むのは大変なので、
フレームの上に歩み板を2枚渡して、その上に
PASを置いて、、みたいなやり方がほとんどだと思います(; ・`д・´)
しかし、その方法も落下する危険があるので、
バケットの側面に、PASを置く架台みたいなものを
仮に設置してしまおうと考えました(; ・`д・´)
ステップ代わりに、柱上に登り映る際にもつかえますし、
頑丈にLアングルで製作(*’ω’*)
滑らないように、PASを置く箇所は分厚い木板を置いて
完成(*’ω’*)
こんな感じ(‘ω’)
電柱に角材の腕金具がついていて、その角材にPASは
ぶら下がって固定されているだけなので、
その真下にバケットをつければ、
ほとんど持ち上げることなく、この仮置き台にポンと
置く形にできて、負担が大幅に軽減できます(‘ω’)
さて、入り、切りの操作紐を準備しておきましょう(*’ω’*)
手動でスイッチを入り切りするための紐を柱のしたまで垂らして
おいて、
有事の際は、この紐を操作して復電するわけです(‘ω’)ノ
さて準備が整ったところで、、
次回へ続く(; ・`д・´)!