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カテゴリー別アーカイブ: 高圧改修工事

高圧トランス搬出入考察②!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

 

市内図書館にて、高圧改修工事があり、

主な内容でトランスの入替があります(‘ω’)ノ

 

高圧トランス搬出入考察①!

重量屋さんを呼ばず、自分たちだけで搬出入を完結して

しまおう!、、というか

プロに任せれる予算がないので、、

必然的に自分たちでなんとかするしかないのです(; ・`д・´)

 

紀元前、古代エジプトでは

機会もない時代で、どのようにして重たい石を積み上げて

ピラミッドをつくったのか、、(; ・`д・´)

 

じつは宇宙人てきなものが高度な文明によって

軽々しくポンポンと造ったのでしょうか(; ・`д・´)

私の小さな小さな頭脳では、あまりいい案は浮かばず、

単純に鉄道のようなレールを造って、

変圧器を丸い棒を数本かまして、転がしていくという

 

単純な力学(; ・`д・´)

 

、、単純明快ですが、確実に高さだけを合わせれば、

重量物を転がして移動させれると信じます(; ・`д・´)

 

というわけで、転がすレールを滑らないように角材で

造っておきます(‘ω’)

 

トランスに見立てた、照明柱基礎コンクリートが

今回搬出入するトランスの重量に同じくらいで、

 

それを、問題なく動かせることを確認して、

当日の安心材料が欲しいのです(; ・`д・´)

現場の状況を再現するべく、現場の高さをぴったり合わして

りん木などを準備します(*’ω’*)

 

昔から準備に八割かけておけば、

もう本番はおわっているようなものだと言われてきました

が、本当にそう思います(*’ω’*)

 

はい、実際の搬出入ルートが出来上がりました(*’ω’*)

 

はい、これでおよそ1トンになります(*’ω’*)

 

はい、G22配管を数本入れながら、押していくと、

軽い力で物体が移動致しました(*’ω’*)

 

角に到達し、ここで90度向きが変わって、移動しますが、

 

その方向転換も確認できました(*’ω’*)

 

そしてこの先からは、キューピクルの入り口の

ドアをまたいで、

このハンドリフトにて外までは

運べることがだいたい予測できます(‘ω’)ノ

念のため、700kgほどのミニミニバックホウを載せて、

ころがしてみたり、ジャッキアップしたりして

油圧がぬけていないかをも確認できました(*’ω’*)

 

当日の作業が楽しみです(*’ω’*)

高圧トランス搬出入考察①!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

 

定期的にキューピクル内の高圧トランス入替のお仕事に

携わることがあります(‘ω’)ノ

今回は3台のトランス搬出入がメインの工事があり、

予算の都合上、重量屋さんを呼ばずに自社施工だけで

頑張って作業しようと思ってます(‘ω’)ノ

 

今回のトランスの容量は

75KVA、100KVA、300KVAのモールドトランスである(‘ω’)ノ

 

↑今回取替のモールド変圧器っていうのは、こんなのです。

 

皆さんがよく見るトランスって、

↑こういうのですよね(; ・`д・´)

よく見るタイプの変圧器は中に【絶縁油】が入ってる

タイプで、その油が、絶縁と冷却の役割を果たします(‘ω’)ノ

 

今回のモールド変圧器っていうのは、

中に鉄心がぐるぐる巻いてあるのですが、それを油ではなく、

エポキシ樹脂で覆って絶縁しているものになります(‘ω’)

 

油と樹脂では、重量はさほど変わりが無いのですが、

絶縁油は使用すればするほど劣化していきます(; ・`д・´)

 

 

なので、この変圧器の中の絶縁油っていうのは、

永遠につかえるわけでは無く、

 

中にはいっている油の状態を、定期点検などで確認

しているわけです(; ・`д・´)

 

昭和の時代に造られた油入り変圧器の中には、

その絶縁油に【PCB】という毒性の成分が入っているものが

残っており、

 

今でいう、アスベストみたいなものと同じ感じで

そのPCBが含有されていないかを調べたりします(; ・`д・´)

 

PCBが含まれていなかったとしても、

使用状況が悪い、、例えば、電気の容量をパンパンに使い

続けると、変圧器には負担が大きく、

 

この絶縁油も透明のエンジンオイルのようなものですが

ドス黒いドロドロのエンジンオイルのように劣化しやすく

なります(; ・`д・´)

 

高圧コンデンサなんかも油入りは同じく、

絶縁油が入っており、

 

こちらにもPCBが入っている可能性があるので、

処分の際には、

ドリルで穴をあけて、中の絶縁油を検査して、

PCBが含まれていないことを証明しないと持ち出しては

いけません(; ・`д・´)

 

特別産業廃棄物として取り扱われます(; ・`д・´)

 

さてさて、前置きが長くなりましたが、

 

今回のキューピクルは屋内にあり、重量物の

搬出入が屋内の通路をとおっていくことになります(; ・`д・´)

 

入口に扉があるので、段差があります(; ・`д・´)

 

今回取替の変圧器の一番重いものは1tほどであり、

1トンの重量物を機械で吊ったりできるスペースがないので、

どうやって搬出入するかを考えます(‘ω’)

 

キューピクル自体にも基礎の上にのっかってるため、

段差が発生します(; ・`д・´)

 

この300KVAのトランスを撤去する際には、

 

手前にあるコンデンサや接続されているKIP電線なども

取り外す必要があります(‘ω’)

そして2次側の電源の接続は、

母線バーから、【可とう端子】というものが使われている(‘ω’)

KIVなどの電線とは違って、

バーと同じくらいの接地面積が確保できるので、

高容量の電流に耐えれて、

 

ある程度の可とう性により母線バーへの接続がしやすく

なっています(‘ω’)

 

ですが、今回新しく交換する変圧器は

モールドではなく、油入り変圧器のため、

高さが上がってしまい、

もちろん電線に圧着端子の組み合わせで、2次側を接続する

仕様になっているため、

 

可とうバーがそのまま使えれません(; ・`д・´)

 

なので、この写真のように、バーで2次側を接続されて

いた変圧器を容量をあげて、

高さが上がった変圧器を据え直した時、

 

可とう端子も取外して、母線バーより、KIV電線に変換、

 

そしてぐるった曲げて、

トランスの2次側端子へ取付という方法で耐えました(; ・`д・´)

 

 

今回もそのようなイメージで準備しないといけません(; ・`д・´)

 

 

しかし、屋外のキューピクルのように、

移動式クレーンで搬出入、そのまま設置などが

出来ない為、

人力で据付をしないといけません(; ・`д・´)

 

最大1トンもの重量物をどのように移動させて、

どのように据え付けるか、、かんがえます(*’ω’*)

 

、、次回へ続く(; ・`д・´)

PAS(高圧気中開閉器)、SOG取替②!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

PAS(高圧気中開閉器)、SOG取替①!

PAS、SOG取替作業の続きの回です(‘ω’)

前回、柱上作業は終わって、

 

 

 

残りはキューピクル内のSOG制御装置の交換です(*’ω’*)

 

 

少し配線をいじる必要がありましたが、

埋込開口寸法も、ほぼそのままいけたので助かりました(‘ω’)

 

取替完了です(^^)/

 

絶縁抵抗値測定や耐圧試験などを経て、

 

きんでん様に受電していただきます(‘ω’)

 

 

保安協会様に、リレー試験等、確認や測定を

おこなってもらいます(‘ω’)

 

全ての確認が終わり、

高圧の改修工事は雨天という逆境にも負けず、

無事に完了いたしました(‘ω’)

 

 

PAS(高圧気中開閉器)、SOG取替①!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

 

PAS取替工事の事前準備で長々とお伝えしてきた現場

ですが、、

PAS取替工事、事前準備④!

当日は、、やはり雨、、(; ・`д・´)!

 

前日にキューピクルの扉まわりを

ブルーシートで雨養生していたおかげで、

 

すぐに作業が開始できることは有難い(‘ω’)

 

管理技術者様に工事接地を取ってもらって

作業開始(*’ω’*)

 

1次側は電力会社様に、停電操作をお願いしてますが、

第1柱までの電線などついでに交換したいとのことで、

すぐ横で一緒に作業(*’ω’*)

 

高所作業車を配置し、まずきんでん様に

1次側の電線を外してもらいます(*’ω’*)

 

こちらが今回更新のPASです(‘◇’)ゞ

 

昔なので避雷器と高圧カットアウトスイッチがついてます(*’ω’*)

こちらは撤去して、LA(避雷器)内蔵のPASに取替です(‘ω’)

 

そして、PASからSOG制御装置までがキューピクルまで

の100m程あり、柱上で一旦延長接続をしてます(‘ω’)

 

今回は、この柱上の接続箇所まで立下げてケーブルは更新、

ここからキューピクルまでの制御線はそのまま再利用

となります(‘ω’)

 

古いPASを取り外して、下に降ろします(‘ω’)

新しいPASを積み込んでもらっている間に、

 

 

避雷器を撤去(‘ω’)

新しいPASをつりあげて、、

 

電柱に設置します(‘ω’)

 

PASをのせる黄色い架台が活躍いたしました(‘ω’)

 

 

PASからでている制御ケーブルを下へ立下げていきます(‘ω’)

 

 

中間で延長している端子台で接続して、柱上の作業を

まずは終わらしたいところ(‘ω’)

 

 

そうこうしている間に、PASの2次側を端子上げて接続(‘ω’)

 

接続後は増し締めを二人で確認(‘ω’)

 

雨の水滴を拭きながら、

ボルコンカバーをおろして、上部を防水処理(‘ω’)

A種接地もしっかりと接続(‘ω’)

 

柱上の作業は完了(‘ω’)

 

次回はキューピクル内のSOG取替さぎょうへ続く(; ・`д・´)!

PAS取替工事、事前準備④!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

 

PAS(高圧気中開閉器)、SOG制御装置取替の準備が

整って、あとは作業だけというところですが、

PAS取替工事、事前準備③!

 

停電工事の当日は雨予報、、(; ・`д・´)

というわけで、キューピクル内での作業もあるために

前日、雨養生をするため現場に伺いました(; ・`д・´)

 

こちらが現場のキュービクルです(‘ω’)

SOG制御装置がこの中にあるので交換するのですが、

 

きんでんさんが、停電している時に、VCTも交換したいと

いうことで、キューピクルの扉を開けたまましばらく作業を

行います(*’ω’*)

扉を開けた状態でブルーシートが干渉しないように、

フェンスから少し棒をだして、

 

キューピクルの上にブロックなどで重りをおいて、

ブルーシートをひろげていきます(*’ω’*)

 

前日といえども、夜の間にブルーシートが風で

飛んでいかないように頑丈に固定(*’ω’*)

 

扉の開閉でもシートに干渉せずに、

これで翌日の作業に専念できます(‘ω’)ノ

キューピクル側はこれで完成ですが、

 

100m程離れた箇所にある、第1柱

 

こちらはPAS本体の取替と、柱上で、SOGの制御線を

継ぎ足している接続箱があります(*’ω’*)

 

この白い筒のようなところで、接続作業をしないといけ

ないので、ここも雨でぬれるとややこしいです(; ・`д・´)

 

そこで、軽トラに載っていた、あまりモノの材料を

切って貼って、、、、

軽トラのアオリの内側を養生していたプラバンを取外し、、

 

これで庇(ひさし)をつくっていきます(‘ω’)

 

即席にしては立派すぎる屋根が完成(; ・`д・´)w

 

当日は、軽トラの位置に高所作業車を設置して作業(‘ω’)

 

先ほど庇をつけた中間接続箱はハシゴにて作業予定(‘ω’)

 

 

さて最後に、高所作業車に

例のヤツを取付しておきます(‘ω’)

 

わずか1分ほどで脱着可能(‘ω’)

 

ミラーより外側には出ないような設計なので、

これで走行してももんさいは有りません(; ・`д・´)

 

さて、あとは当日雨がすこしでもマシなことを

いのります(; ・`д・´)

PAS取替工事、事前準備③!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

 

PAS取替工事、事前準備②!

PAS取替工事の下準備をしていますが、

PASを載せる架台の塗装が2回塗りまですすんでました(‘ω’)

まず、こちら、

さらに3回目塗ります(*’ω’*)

 

数日乾かせておいたが、

まあまあ色も深みが出ていい感じです(; ・`д・´)

 

よーくみると、薄い部分があるので、失敗塗料もまだ

余ってて勿体ないので、塗っていきます(*’ω’*)

 

3回目ともなると、塗膜も分厚くしっかりしてます(*’ω’*)

 

3回目の塗装も完了し、青色で塗った脱着用の部分も

わかりやすくなりました(*’ω’*)

 

 

今回の工事日は、数か月前から停電日を決めておいた

わけですが、

 

どうやら当日は雨模様、、( ;∀;)

そこでスムーズに作業ができるように、下準備を

できるだけしておきます(‘ω’)

 

PASの操作ヒモ、これを装着(*’ω’*)

 

そして、PASの民間仕様のものですが、

80sqのリード線は長くなく、すでに切断されており、

これ以上短くはしない為、圧縮端子を取り付ける

準備をしておきます(‘ω’)

Aカン、Bカンと呼ばれるゴムカバー、先にいれておいて、

 

 

銅管端子を心線にさしこみます(*’ω’*)

 

単芯ではなく、より線なので、ひげが一本でもめくれると

この銅管端子は挿入できなくなるため、

綺麗に真っすぐ挿入しないといけません(; ・`д・´)

 

そして、圧縮接続、、(‘ω’)

 

3点圧縮し、

ゴムカバーがずり落ちないように、中に

融着テープでコブを造ります(‘ω’)

 

このあたりは教科書などには載ってなくて、

職人から職人へと教育されて経験していく分野ですね(; ・`д・´)

 

、、現代はプラスチックカバーでもっと簡単なものに

変わっていってるのですが、

 

私はこのゴムカバーのほうがしっくりくるので、

いまでもプラスチックよりゴムをつけます(*’ω’*)

 

Bカンを端子接続部まで下げると、一番上をまた

融着とビニテで巻くと、止水も完璧で安心なわけです(‘ω’)

 

さて、そうこうしてたら着々と工事の準備も

完了です(^^)/

PAS取替工事、事前準備①!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

 

某施設で高圧気中開閉器(PAS、SOG)取替工事

をすることになりました(*’ω’*)

 

少し前におなじ内容の工事を紹介いたしましたが、

不良、高圧気中開閉器取替!③

 

その時に用いた、PASを載せる架台、、

 

不良、高圧気中開閉器取替!①バケット車仕様改造!

そう、あの架台を使うときが

またやってきました(; ・`д・´)w

 

前回使用したものを、セットにしておいていたもの、、

 

 

これを組立していきます(*’ω’*)

、、といっても前使用したバケット車はリース車で、

今回弊社が購入したバケット車とは多少形状がちがうので、

 

少し寸法をかえて、加工しながら組んでいきます(*’ω’*)

 

前回は木の板を上に敷きましたが、

PAS以外でも何か作業で使いやすいように、アングルで補強

しながら組んだままのほうがよさそうです(*’ω’*)

 

出来るだけ脱着が簡単で、しっかりしておれば、

また使いたいなとなると思うので、

思考を巡らせて、改良を重ねる(; ・`д・´)

 

そして出来上がりました(*’ω’*)

 

こういう形でガチョンと脱着できるようにしました(*’ω’*)

 

この部分ともう一か所をボルトナットで縫い合わせるだけ

というシンプル構造で脱着可能(*’ω’*)

 

わかりやすくするために、この取り外す接続部だけ

色を変えて塗装(*’ω’*)

 

あと本体部分を、間違えて買って残っているイエローを

塗装していきたいと思います(*’ω’*)w

 

、、次回へ続く(; ・`д・´)

 

不良、高圧気中開閉器取替!③

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

不良、高圧気中開閉器取替!②

高圧気中開閉器(PAS)取替作業の続きの回です(‘ω’)!

前回に、古いPASを楽々バケット車に取り込みました(‘ω’)ノ

新しいPASに乗せ換えたバケットが、

再び上がってきました(‘ω’)

 

 

据付完了(‘ω’)ノ

 

電柱の下に設置する、SOG制御装置までのリード線が

PASからでているので、

 

リード線を電柱に沿わして立ちおろします(‘ω’)

 

 

1次側では、きんでん様が作業をされていて、

手際の良さ、徹底した安全への配慮など

見て学ぶことが多かったです(‘ω’)

 

PASよりでている2次側の線を圧縮端子を取付(‘ω’)

 

高圧ケーブルと接続(‘ω’)

 

1次側でも同じように母線と接続されています(‘ω’)

 

高所作業の様子なんかは、普段みなさんお目にかかること

無いと思いますので、なかなか貴重なショットです(; ・`д・´)

 

PAS交換作業完了です(‘ω’)ノ

 

 

SOGまで立ちおろすリード線は上や途中で余長をとり、

電柱下部は、保護管に入れて配線します(‘ω’)ノ

 

これが、SOG装置ですが、

接続されていて、こちらも作業完了(‘ω’)ノ

 

受電前に電気主任技術者様にチェックをしてもらいます(‘ω’)

 

採取した試験データは、細かく記録に残しておきます(‘ω’)

 

1次側の電圧を投入し、復電完了(‘ω’)ノ

 

 

前回でも述べたように、検相は工事業者の責任なので、

かならず復電後に確認いたします(; ・`д・´)

 

PAS,SOG取替作業完了です(‘ω’)

 

高圧受電されている、上方の電源部はこうして

15年から20年ごろには取替・修繕する必要があることを

知ってもらいたいです(‘ω’)

不良、高圧気中開閉器取替!②

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

不良、高圧気中開閉器取替!①バケット車仕様改造!

前回、バケット車を少し手を加えて、PAS取替作業を

しやすい仕様にかえたところで、

実際今回は作業していきます(*’ω’*)

高圧受電されている場合は、

今回取替のPAS(高圧気中開閉器)の1次側の口出し線の

接続箇所が【責任分界点】になります(*’ω’*)

 

ここを境に、上側は電力会社側の持ち物になるので、

万が一接続不良などで事故があった場合、電力会社側が

責任を負うことになります(‘ω’)

 

逆に、PAS本体の不良、もしくは、それ以降構内側の

事故については、需要家(お客様側)の責任になります(‘ω’)

 

PASとセットで交換されるのが、SOG制御装置で、

雷害や過電流などの短絡電流などを感知し、

PAS等へ指令を出す役割を担っています(‘ω’)

 

中はこんな感じですが、

柱上にこの装置が付いている場合と、

キューピクルの中についている場合があり、

キューピクルの中についている場合は、多芯ケーブルが

使用されているので、みんな黒色の線に番号だけふっている

ので、見にくくて、ご結線しやすいです(; ・`д・´)

 

↑これがそのケースですが、

昔の多芯ケーブルは、中のIV線が色分けされていないので、

マークチューブに番号を振るか、

 

消えかかっている、IV部分の白い番号を見て認識するしか

ありません(; ・`д・´)

さて、PAS交換作業は、

先ほど述べたように、責任分界点での作業になる為、

こうして電力会社様と連携しての工事になります(*’ω’*)

 

停電前には必ず、検相チェックします(*’ω’*)

 

相の間違いは、電気主任技術者ではなく、

施工御者の責任だからです(; ・`д・´)!

 

電圧や除電、工事接地など主任技術者はいろいろ確認を

してくれますが、

相の確認だけはしてくれないので注意です(; ・`д・´)

 

電力会社様に、1次側を切り離してもらいます(‘ω’)

 

 

 

LBSの一次側にて、無電圧を確認(‘ω’)ノ

 

LBSの2次側にて、除電してもらいます(‘ω’)ノ

高圧の電気を切ったからといって、

すぐに電圧が無くなるわけでは無く、

 

静電気のようなイメージで、ちょっと電気が残っている

部分があったりします(; ・`д・´)

 

コンデンサなどは特に注意です(; ・`д・´)

 

そうした理由により、その残留電荷というものを取り除くのに、

【除電】というものをします(*’ω’*)

 

さて今回はこのPASを取替していきます(*’ω’*)

 

二次側は、高圧ケーブルとをPDC(高圧引下線)で繋がって

おり、銅管端子でボルトナットにて接続されています(*’ω’*)

 

なので、PAS側の80sq電線に銅管端子はつけますが、

PDC側は綺麗に外せば、再利用できます(‘ω’)ノ

 

10~20年後に交換する事を考えてくれて施工される方は、

この部分を自己融着テープやビニルテープでぐるぐると

何重にも巻かないと思います(; ・`д・´)

 

取るのに時間かかるし、巻く必要もない箇所だからです(; ・`д・´)

 

さて、わたくしは、柱上に乗り移って、、

PASを取り外します(‘ω’)

 

 

ちょっと見にくいですが、取り外して、バケットのほうへ

ポンとおいた状態です(‘ω’)ノ

持ち上げることなく楽々取外し完了(‘ω’)ノ

 

 

次回へ続く(; ・`д・´)!

 

不良、高圧気中開閉器取替!①バケット車仕様改造!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

今回はPAS取替の模様をお伝えします(*’ω’*)

一般の方々はピンとこないと思いますが、高圧受電している

施設などでは、キュービクル(電気室)があって、

 

その近くに

電柱が建っていて、その電柱の上のほうに変な装置がついて

いるのを見ると思います(*’ω’*)

↑これが高圧気中開閉器(PAS)です(; ・`д・´)

 

こちらが、某小学校の正門ちかくにある、

構内第1柱、、

 

そして、上に乗っかっている、これがPASですね(; ・`д・´)

 

今回は、このPASが不良ということで、正しく動作しないので

交換になります(*’ω’*)

 

電柱のしたのほうに、箱があり、

その中には、SOG制御装置というものがはいっています(*’ω’*)

 

簡単にいうと、

雷や短絡などで、大きな電流が電路に流れた際に、

瞬間的に、電気を切る信号をここから出します(*’ω’*)

 

検知した信号により、上部のPASが瞬時に切れて、

電気室や職員室に、警報が流れたりする仕組みになっています(*’ω’*)

 

PASとセットでこのSOGも交換します(*’ω’*)

はい、製品が届きました(*’ω’*)

約60キロくらいのこのPASを柱上で効率よく交換する為に、

弊社は、バケット車を少々改造します(; ・`д・´)

 

要は、この装置を電柱から外して、同じように付け替える

だけなのですが、

 

なんせ重たいので、よっこいしょと持ち上げて、

バケット車の中にいれるには少々重くて大変です(; ・`д・´)

 

重たいPASになると、2人でも担ぐことは難しく、

ウインチ付きの高所作業車にて吊り上げるか、

↑ユニック車のウインチで吊り上げて、作業したりします(‘ω’)

これは平成23年度に弊社が施工している様子ですが、

ユニックとバケット2台必要になるので、

現代においては、経費がかかるのであまり得策とはいえません、、。

なので、ウインチがついた特殊な高所作業車をもっていれば

一人でもPAS交換作業は可能なのですが、

 

リース会社で高所作業車をかりてきたら、たいていそんな

いい装備はついているわけはありません、、。

 

この黄色いバケット車はウインチ付きであるにも関わらず、、

弊社は、ユニック車も所有していたので、2台で作業して

いましたが、

 

近年、LED化に伴い、両車両とも使用頻度が激減してしまった

為、現在はその都度リースして作業しています(; ・`д・´)

 

このようにリース車はFRP製の箱付のバケットか

鉄のフレーム仕様のバケットなのですが、

柱上にひとり乗り移って、作業すれば、

全然2人で、ウインチ無しで作業は可能(‘ω’)

 

バケットの中まで入れ込むのは大変なので、

フレームの上に歩み板を2枚渡して、その上に

PASを置いて、、みたいなやり方がほとんどだと思います(; ・`д・´)

 

 

しかし、その方法も落下する危険があるので、

バケットの側面に、PASを置く架台みたいなものを

仮に設置してしまおうと考えました(; ・`д・´)

 

ステップ代わりに、柱上に登り映る際にもつかえますし、

頑丈にLアングルで製作(*’ω’*)

 

滑らないように、PASを置く箇所は分厚い木板を置いて

完成(*’ω’*)

 

こんな感じ(‘ω’)

 

電柱に角材の腕金具がついていて、その角材にPASは

ぶら下がって固定されているだけなので、

その真下にバケットをつければ、

 

ほとんど持ち上げることなく、この仮置き台にポンと

置く形にできて、負担が大幅に軽減できます(‘ω’)

 

さて、入り、切りの操作紐を準備しておきましょう(*’ω’*)

 

手動でスイッチを入り切りするための紐を柱のしたまで垂らして

おいて、

有事の際は、この紐を操作して復電するわけです(‘ω’)ノ

 

 

さて準備が整ったところで、、

 

次回へ続く(; ・`д・´)!