はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!
今回は、漏水修繕のお話です(‘ω’)ノ
こちらのお宅は1階が地下というか、傾斜地に建てられているので
2階が道路面の地上階のような形になておりまして、
生活スペースは主に2階部分にあります(‘ω’)ノ
1階にはトイレ、洗面、台所、お風呂があり、
2階にも同じく水回りがあるというゴージャスなお宅です( ゚Д゚)
ただ、2階の水回りでトラブルがあった場合、1階部分に全部
流れていくわけでして、
数か月前も同じく漏水で、こちらのお客様ですが
2階の洗面の壁から漏水していたために
1階のリビングの天井照明を伝って、ぼとぼとと床に水が溜まりに
溜まってしまいました(; ・`д・´)
その時は、天井ボードは数日乾かした後、塗装して水垢をごまかした
のですが、そうやって、
階下の内装や電気設備、家具などに水害が及ぶと大変ですよねΣ( ゚Д゚)
今回の漏水はこの庇の上あたり、、2階の台所が怪しいです(; ・`д・´)
2階の床下が、この庇のスラブなのですが、
水分で色が変わっていることから、結構の量というか、じわじわ
長期間のスパンで漏水していたようにおもえます(; ・`д・´)
こちらのお宅は上水が走っておらず、井戸水をろ過して、
生活水として使っておられますが、
漏水により、井戸水が枯れたことで、事態に気づいたという経緯が
ありました(; ・`д・´)
これが、市の上水道の本管から分岐している場合、じわじわの漏水なら
気づきませんよね(; ・`д・´)
水道代がちょっとあがったな、、程度でしか気づかないですね(; ・`д・´)
2階にガス管があとで配管されていますが、VP50の排水が横に
いるので、台所の排水でしょうか、、この貫通スリーブからも
水が漏れているので、怪しいですね(; ・`д・´)
生活排水の漏水の場合は、結構臭うので、臭いで分かります(; ・`д・´)
今見る感じでは、きれいな水で臭いもないので、給水側の漏水で
あることがわかります(; ・`д・´)
2階台所したあたりに天井点検口があるのでみてみます(; ・`д・´)
この角あたりから水が落ちてきているのがわかります(; ・`д・´)
これが、外壁面の壁の中で須賀、
左の保温剤巻いているのが、お湯の配管
真ん中が排水、そして右に給水のVP13が立ち上がっています(; ・`д・´)
この壁面がびしょ濡れなので、
他から伝ってきたというよりかは、この真上から漏れているって
感じですね(; ・`д・´)
はい、これがさきほど点検を見た真上の2階台所です(‘◇’)ゞ
カウンター窓の白いタイル部分、この壁内より
配管が立ち下がっているので、この部分で間違いないでしょう(; ・`д・´)
目指すは、この水栓の立下り部分、
壁から90度エルボで水栓ソケットがついていますが、
だいたいそこのネジ部分が腐食しておれたりして、漏水します(‘ω’)ノ
今回も果たしてそうなのでしょうか、、。
とりあえず、シンクの下をみてみる( ゚Д゚)
この中自体には、水は漏れていませんので、
先ほど言った、90度エルボのネジの部分ではなさそうです。
ネジの腐食だった場合、シンクの中側にも漏れてきてるはず(‘◇’)
右が給水の水側、左がお湯側です(; ・`д・´)
この壁の向こう側にすぐ、90度エルボがついており、
1階部分にたちさがっているわけです(; ・`д・´)
これは、もう反対の外壁側の壁をぶち破ってみてみるしかないって
やつですね(; ・`д・´)
はい、これが、台所の裏側であります(; ・`д・´)
この床面が、1階の庇ぶぶんになっているのですね(‘ω’)
前に何か機器が取付してあったベースが残っていますが、
ちょうどこのあたりが漏水箇所ということです(‘ω’)
床面からガス管が露出して配管していますが、これは無視して
おきましょう(; ・`д・´)
これはこれで結構不細工というか問題ですが、そこは無視して
おきましょう(; ・`д・´)
あとで補修しやすいようにとりあえず四角く開口(; ・`д・´)
めくっていくと、水の配管発見(; ・`д・´)
断熱材の中も確認しましたが、こちら側は濡れていません(; ・`д・´)
ということは、お湯側の配管Σ(‘Д’)!?
お湯側は、むかしは 銅管で配管されていたので、ろう付けが
甘かったら、ピンホールが開いて、水が漏れるなど
昔の温水器には10年ほど経つとよくそういったケースがあります(; ・`д・´)
ろう付けの肉盛りをしすぎて、その時は頑丈に見えるのですが、
何回もやりなおしたり肉盛りをすることで、せっかくハンダが
きれいに配管に回ってくっついているのに、
また火であぶったりしていくと、分厚いところと薄いところが発生
するわけです(; ・`д・´)
それが数年たつと、ポッと目に見えないほどの小さな穴が空いてしまい、
そこから水がもれます(; ・`д・´)
昔の銅管は今の銅管の違って肉厚が薄いのもあり、カットしたり取付の
際にできた傷やへこみが経年劣化により、腐食して、穴があくこともあり、
なにかと厄介ものです(; ・`д・´)
もう少し右側に開口をひろげると、お湯の配管がみえましたね(; ・`д・´)
耐熱チューブの先にエルボがついているであろう箇所がビニルテープで
巻いてありますが、怪しすぎるΣ( ゚Д゚)
仮にお湯を送ってみると、やはり、ここからじわじわ漏れていました(; ・`д・´)
シンク内の配管を仮にばらします(; ・`д・´)
そして、壁貫通とエルボ部分をちょん切ります(; ・`д・´)
摘出完了(; ・`д・´)
壁貫通部のネジ部分は大丈夫ですが、
このエルボの下の部分のろう付けが悪くて、漏れていたようです(; ・`д・´)
保温を巻かずに、ビニルテープだけまいていたのは何かわけがあったのでしょうか、、
良くわかりませんが、とりあえず、この部分を直すことにします(‘ω’)ノ
昔の薄い銅管なので、丁寧にカットし、バリをとります(; ・`д・´)
そして、このメスネジアダプターってやつで銅管を変換します
( ゚Д゚)
ろう付けしにくかったり、火を使いづらい箇所には、
こちらの製品を使えば、ワンタッチで差し込むだけでパッキンと
返りがついているので、抜けなくなります(; ・`д・´)
中はこういう感じなんですね(; ・`д・´)
これで変換し、ニップルとエルボを造っておいて、
一気に取り替えます(; ・`д・´)
これで、シンクまでの穴の分を接続しておいたものを
銅管に差し込むってことです(; ・`д・´)
はい、差し込みました(; ・`д・´)
しっくりきて、これはほんと便利です(; ・`д・´)
シンク内にネジ部分がでてきましたので、
こちらは仕舞します(‘ω’)ノ
シンク内はこれで完了です( *´艸`)
お湯を流してみても、漏れは無く、問題ないことを
確認いたしましたので、
保温材を巻いて、もとにもどしていきます(; ・`д・´)
耐熱の保温材をきっちり巻いて、横の水側も分厚い20ミリの保温材
ついでにまいておきます(‘ω’)
エルボ部分は荷がかかるため、しっかり固定しておきます(‘ω’)
壁をまた補修する為の木地を仕込んでおいて、
もとにもどしていきます(‘ω’)ノ
とりあえず、それなりに元に戻りましたので、
継ぎ目等は、コーキング補修で堪忍していただきます(; ・`д・´)
漏水個所を見つけ出すのも一苦労で、1日かかることもあるので、
今回はすぐわかって本当によかったです(; ・`д・´)
この寒い時期にお湯が使えないなんて辛すぎるので
すぐ直ってよかったです(; ・`д・´)