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日別アーカイブ: 2022年8月11日

業務用エアコン水漏れ修繕!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

某施設内において、天井埋込の業務用エアコンの吹き出し口より

水がぽたぽた落ちてくるということで、現場調査しました(; ・`д・´)

真ん中のビルトインタイプの吸い込み口の周りをみると、

水垢がひろがっております(; ・`д・´)

 

吹き出し口は、このジャバラを数か所に分岐させて、スポット

クーラーのような使い方をしているようです(‘ω’)

屋外の室外機を確認すると、

フロンガスもR-22が使用されており、

調べると、14,5年前のモノです(; ・`д・´)

 

水が溢れてくるということは、

①ドレンパンが詰まっている

②ドレンホースやドレン配管の途中が詰まっている

③ドレンアップメカの故障

 

のいずれかだと思います(*’ω’*)

①、②は、掃除すればわかるのですが、

この部屋の天井高が4m ということもあり、

脚立での作業はなかなか危険なので、

化粧パネルを外して、ドレンパンを見てみるとなると、

足場が欲しいところ、、(; ・`д・´)

 

ですが、この室内は4メートルもの高さがあり、広々としており、

室内での作業といっても埃やゴミはほとんど出ない綺麗な空間故、

ゴミやヌメリがドレンパンに溜まるとはあまり考えにくい(; ・`д・´)

 

それよりも暮れている年数より、

③のドレンアップメカが壊れている可能性のほうが高い(; ・`д・´)

図のように、エアコン本体からでたドレン管が、天井の中で

下り勾配で外まで配管するのは不可能なので、

一旦本体かたグインと上にポンプのように水を押し上げて

それから下り勾配で配管していけるというわけです(*’ω’*)

 

そのドレンアップが天井埋込カセットタイプはもともと装備

されています(*’ω’*)

 

家庭用のルームエアコンも、場所によってドレンが配管しにくい

場合は、ドレンアップがあります(*’ω’*)

エアコンの左の白い箱がドレンアップです(*’ω’*)

排水は、左の箱に入って、それから

エアコン本体の上を右に流れるように配管して、貫通穴に

いってますね(*’ω’*)

やむをえない場合は、こうして、冷媒管とドレン管を分けて

配管します(*’ω’*)

 

、、ただ見た目が悪いので、ここまでしてこの場所に取付ないと

いけないものか、別の壁面などできればスッキリおさまる場所に

取付するように、考えます(*’ω’*)

 

一回目の調査時は、ドレンが詰まっている可能性は低く、

使用年数からも、ドレンアップメカが故障しているのでは、、

ということで、話は終わっていました(; ・`д・´)

 

弊社以外の空調屋さんも見に来ていたようですが、同じように

ドレンアップメカの故障ではないかという診断でした(; ・`д・´)

 

、、ただ、10年以上経過している機種は基本、補修パーツは

生産中止になってしまうのですが、

この機種のドレンアップメカも、探せどありませんでした、、(; ・`д・´)

 

本体取替するほかないのですが、予算がおりないとのこので、

しばらく放置されていました(; ・`д・´)

 

同室内にもう一基設置されているので、その1基だけ運転し

不良のエアコンは運転させないようにするとのことでしたが、

数日後、使用したのか、状況はかなり悪化しておりました(; ・`д・´)

天井材は水漏れで大変なことになっていました(; ・`д・´)

 

これはまずいということで、4mの天井高の天井ですが、

移動式足場を組み、天井裏をのぞいてみることに(‘ω’)ノ

 

銀色のアミアミの保温が巻いてあるのが、ドレン管です(*’ω’*)

よくみると、ドレン管の根元と、本体との間から

滴がてくてくと落ちています(*’ω’*)

保温材をめくってみると、

なんと、根元の変換口で折れていました(; ・`д・´)

本体からでたドレン管は、一度、フレキシブルの付属のパイプに

変換されて、それからVP管などにまた変換されます(*’ω’*)

 

このフレキシブルに変換することで、本体の振動をVP管に伝わらない

ように、吸収する仕組みになっていますが、

 

それがきちんと吸収しておらず、経年劣化で負荷がかかり割れた

といった感じでしょうか(; ・`д・´)

ここが折れたのは初めて見ました( ;∀;)

おれた部分を、フレキシブルパイプの口元から抜き取ります(‘ω’)

本体側の折れた残りの口元に、接着剤でむりやり

接続します(; ・`д・´)

さらに距離は短くなってしまいましたが、なんとか接続し、

水漏れもないことを確認(; ・`д・´)

短くなった分、また外れようとする方向に負荷がかかるので、

本体側に電線で引っ張って固定(; ・`д・´)

保温材を復旧し、水漏れ修繕完了です(*’ω’*)

 

ボードもそうですが、近くの非常照明器具も水で

故障していました(; ・`д・´)

水漏れって怖いですね(; ・`д・´)

あと、天井材の復旧などはまた考えますとのことで、

本日の作業完了です(*’ω’*)