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日別アーカイブ: 2022年10月2日

バッティングセンター、漏電改修!

はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!

すこし昔のタイプのバッティングセンターでは、

電光掲示板で投手が投げる映像などなくて、機械からボールが

飛んでくるという単純な仕組みですが、

 

今回は、その機会のトラブルで依頼があったので伺ってます(‘ω’)

急遽、電気がきていないという連絡で駆け付けたので、

電灯、動力全停電のイメージでしたが、

 

電灯回路は関係なく、動力回路のみの停電だという(‘ω’)

引込柱に、メーター盤があり、

電灯、動力の主幹ブレーカーがありました(‘ω’)

この左のブレーカーが三相200Vの主幹みたいです(‘ω’)

右には、古い150A漏電ブレーカーがあり、こちらが電灯回路ですね(‘ω’)

受付の事務所棟の廊下にある盤を開けると、ジャックナイフの

これまた古い200Aが有りましたが、

これは、電灯回路か、また何か別の機械なのか、、関係がありません

でした((+_+))

さらにその横の壁にはキャビネット盤があったので見てみると、

電灯回路の分電盤があり、

引込柱から動力幹線の8sq-3Cがこの箱の中を経由していました(‘ω’)

そして、このキャビネット盤から奥へ、

ピッチングマシンが並んでいる建物へ、地中埋設しているようで、

各ピッチングマシンの横には、制御盤が数個並んでました(‘ω’)

その中央に動力の電源が入ってきている

操作盤がありました(‘ω’)

こちらのメインブレーカーが漏電でおちています(‘ω’)

盤の下の架台の蓋を開けると、配線経路、、

うーむぐちゃぐちゃでわかりません(; ・`д・´)

 

配線図面も何もないので、一個ずつ漏電の原因を調べるしかない(; ・`д・´)

メインブレーカーの2次側のメガを調べると、

2回路が接続してあるうちの片側が0MΩ(; ・`д・´)

 

悪いほうの電線を外して、電源を送ろうにもハンドルがあがらないので、

過電流でもかかって、ブレーカーが故障したのかもしれませんが、

ハイエースにたまたまのっていた、ブレーカーがつかえそうなので、

念のため交換します(; ・`д・´)

 

漏電ブレーカーは40Aしか積んでなかったので、

引込柱の主幹を漏電に交換し、

 

操作盤のメインは、サーキットの30Aがあったので、交換(*’ω’*)

地中埋設部分の保護はこれからは、引込柱の漏電ブレーカーで

出来るようにしましたが、

あとは、制御盤内のどれかの部品がまだ悪いので探します(; ・`д・´)

 

ピッチングマシンを駆動する、モーターをリレーで

制御している盤が4つあり、

 

そのうちの一つの盤が悪いことまでたどり着きました(; ・`д・´)

 

モーター自体の絶縁は悪くなく、フロートスイッチを使って

制御しているのですが、おそらくその部品か、

 

そのあたりだと思うのですが、機械屋さんというか、

この制御回路を作った人のほうが詳しいので、後日

きてもらうように説明をして

 

一つだけピッチングマシンの電源を切り離して、

のこりのマシンは動くようにしました(; ・`д・´)

 

残りのピッチングマシンの動作テストは完了(‘◇’)ゞ

 

18年前に営業を開始して、それからトラブルは初めてだと

お店の人はいうのですが、

マシン部分の故障だともう部品がないとおもうのと、

ピッチングマシンと、ボールを送ってくる装置との制御系の

調整ですが、

 

こういうのは、最初にシステムを造った人でないとわからない

ので、我々が急にきて図面が無い場合は、理解するのに

時間がかかります( ;∀;)

 

最後まで直していないのですが、決して放棄したわけではなく

夕方にきて、夜も遅く、配線を辿るには環境が悪いのもあり、

 

とりあえず、一台をのこして他の機械で営業だけできるようにして

改めて機械屋さんに調査、部品調達してもらうほうが

効率がいいと判断したわけです(; ・`д・´)

 

図面が無い中での漏電改修は、悩み、調べ、

手間はかかっているにもかかわらず、

結局わからなかったりして

 

その苦労は施主様側には伝わらないものです( ;∀;)