はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!
外灯の中には、ベース式照明柱で、
根元が露出しているタイプがあります(‘ω’)ノ
露出しているからこそ、マクロセル腐食はないものの、
犬のオシッコがかかる箇所になると、
格好の餌食になります(; ・`д・´)
このように、ベース式の場合、腐食していてもベースは
分厚くてなかなか朽ち果てることはないので
鉄板などを溶接して補強すると、かなり効果があります(*’ω’*)
遊歩道内にあるこうした根元が露出した照明柱は、
毎日のように犬のオシッコがかかるので、腐食しやすいです( ;∀;)
基礎コンクリートがGL面で埋まっていて、
ボルトナットにて照明柱が固定されていますが、
三角のリブが補強で溶接されていて、その間が、雨水や、
オシッコが溜まる為、
ベースの上から照明柱の根元が腐食して錆が浮いているのが
わかると思います(; ・`д・´)
根元は穴が少し空いており、強度的には不安な状態なので、
6㎜の角パイプを半分に切り、
リブの部分だけ溝を切り取った、補強鋼板を予め
制作しておきます(‘ω’)ノ
これを溶接して、補強していきます(*’ω’*)
点検口を開いて、現状の絶縁抵抗値を調べておいて、
溶接したあとに、電線などが熱で焼けて絶縁が落ちないかを
確認します(‘ω’)
溶接時に、照明柱に電線がつかえていると、高温の熱が伝わって
しまうため、
水銀灯安定器をほっぽりだしたり、
電線を放り出していると安全です(‘◇’)ゞ
まずは、サビ除去です(‘ω’)
そして、補強鋼板を、仮付けします(*’ω’*)
弊社のウエルダー溶接機は、100Vの発電機としてもつかえる
ガソリンエンジン式のものがあって、便利です(*’ω’*)
ほかにアーク溶接機もありますが、3相200V電源が必要
だったりして電源の取出しに難ありで、
こうした屋外の作業には適していません(; ・`д・´)
本付け溶接をして、研磨して形を整えていきます(*’ω’*)
溶接後は、コンクリートを流し込むために型枠を
組み立てます(*’ω’*)
補強鋼板と照明柱の間をコンクリートを流し込み
差筋の鉄筋を埋込ながら、ベース部にも
コンクリートを打設します(*’ω’*)
綺麗にコテで均して、乾くのを待ちます(*’ω’*)
溶接したあとに、メガチェックをし、絶縁が悪くなってない
かもしっかり確認しておきます(‘ω’)ノ
照明盤にて、手動電源をいれて、点灯確認もしておきます(‘ω’)
まだ、水銀灯の時代ですので、ぼんやり水銀灯が光ってるのが
わかりますね(*’ω’*)
そして、数日後、コンクリートが十分乾いたところで、
根元をこげ茶色で塗装します(*’ω’*)
点検口がもともと低いため、この高さまでしか
補強できませんでしたが、
どうでしょう?頑丈に補強できましたね(*’ω’*)
建替えるばかりではなく、
少し穴が空いているくらいならば、状況によっては
今回のように、補強をするだけで、また何十年か保つ補修が
可能です(*’ω’*)