はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!
少し前に自動点滅器交換工事のご紹介をした照明柱ですが、
照明柱、自動点滅器交換!
↑↑この記事で、根元を過去に補強したことを書いていますが、
過去の工事写真を発見したので、ご紹介します(*’ω’*)
↑補強鉄板を溶接で貼付けたりした当時の写真がでてきた
ので作業前からみていきましょう(*’ω’*)
まず、もともと根巻コンクリートはしていましたが、
簡易で数年前に補強していたのですが、
同じ地域で腐食が激しい照明柱が多いので、
その時の工事で、こちらの照明もついでで補強のやり直し
工事をしたようです(*’ω’*)
まず、既設の根巻コンクリートを撤去します(*’ω’*)
パカンと割ると、
その下には、数年前(多分新設時に施工された根巻コン)から
ある根巻コンクリートが残り、根元も一回補強鉄板を溶接して
補強されていたようです(; ・`д・´)
でも、結局、その上が犬のオシッコで穴が空いたということで
予算の都合上、とりあえず、コンクリートの高さをあげてオシッコ
被害を食い止めるしかなかったんだと思います(; ・`д・´)
点字ブロックを外して、
コンクリートを割ると、
差筋の鉄筋が残り、以前に補強された鉄板が出てきました(*’ω’*)
これをみるとわかるように、
補強して、部厚くなったところで、
その上の薄い鉄板の部分が腐食して穴があけば、
意味がなくなるわけですね( ;∀;)
ワイヤーブラシで、サビを除去します(‘ω’)ノ
そして、錆止め塗料を塗ります(‘ω’)ノ
9㎜の分厚い鉄板を、現地でアセチレンガスで切り、
4枚を張り付ける形で補強します(‘ω’)ノ
補強する前に、水銀灯安定器や電線は、
熱でやられないように処置をして、溶接します(‘ω’)ノ
↑このように、水銀灯安定器や電線を外にぶら下げたり、
線が多い時は、一旦切り離して、あとで戻すようにしたりしないと
↑このように、熱が伝わると、
点検口の周りや、上のほうまで、数百度に熱せられるため、
照明柱の中で、電線が鉄にふれていると、溶けてしまいます
(; ・`д・´)
電線を遮熱シートでくるんだり、いろいろ措置をして
溶接をするわけです(*’ω’*)
溶接が終わると、露出する部分はまた錆止め塗布(‘ω’)ノ
そして、再びボイドを巻きます(‘ω’)ノ
コンクリート打設(*’ω’*)
数日後、コンクリートが乾きましたら、
まず、きれいに塗装しておきます(‘ω’)ノ
それから点字ブロックを復旧していきます(*’ω’*)
施工完了です(‘◇’)ゞ
過去に、補強して分厚くなった部分を
根巻コンクリートで隠してしまって、
コンクリートの仕上がりのほうが高くしてしまっていた
時代もありました、、(; ・`д・´)
でも、失敗を重ねて、より良いものができるわけで、
数十年の経験によって
培われてきたノウハウを混ぜ合わせて、精錬されてきた
わけです(*’ω’*)
結果、建替えすることもなく、30年経っても
補強だけで済んでるこうした照明柱もあることを
皆さんに知ってほしかったわけです(*’ω’*)