はい、みなさまこんにちは( ゚Д゚)!
すこし昔のタイプのバッティングセンターでは、
電光掲示板で投手が投げる映像などなくて、機械からボールが
飛んでくるという単純な仕組みですが、
今回は、その機会のトラブルで依頼があったので伺ってます(‘ω’)
急遽、電気がきていないという連絡で駆け付けたので、
電灯、動力全停電のイメージでしたが、
電灯回路は関係なく、動力回路のみの停電だという(‘ω’)
引込柱に、メーター盤があり、
電灯、動力の主幹ブレーカーがありました(‘ω’)
この左のブレーカーが三相200Vの主幹みたいです(‘ω’)
右には、古い150A漏電ブレーカーがあり、こちらが電灯回路ですね(‘ω’)
受付の事務所棟の廊下にある盤を開けると、ジャックナイフの
これまた古い200Aが有りましたが、
これは、電灯回路か、また何か別の機械なのか、、関係がありません
でした((+_+))
さらにその横の壁にはキャビネット盤があったので見てみると、
電灯回路の分電盤があり、
引込柱から動力幹線の8sq-3Cがこの箱の中を経由していました(‘ω’)
そして、このキャビネット盤から奥へ、
ピッチングマシンが並んでいる建物へ、地中埋設しているようで、
各ピッチングマシンの横には、制御盤が数個並んでました(‘ω’)
その中央に動力の電源が入ってきている
操作盤がありました(‘ω’)
こちらのメインブレーカーが漏電でおちています(‘ω’)
盤の下の架台の蓋を開けると、配線経路、、
うーむぐちゃぐちゃでわかりません(; ・`д・´)
配線図面も何もないので、一個ずつ漏電の原因を調べるしかない(; ・`д・´)
メインブレーカーの2次側のメガを調べると、
2回路が接続してあるうちの片側が0MΩ(; ・`д・´)
悪いほうの電線を外して、電源を送ろうにもハンドルがあがらないので、
過電流でもかかって、ブレーカーが故障したのかもしれませんが、
ハイエースにたまたまのっていた、ブレーカーがつかえそうなので、
念のため交換します(; ・`д・´)
漏電ブレーカーは40Aしか積んでなかったので、
引込柱の主幹を漏電に交換し、
操作盤のメインは、サーキットの30Aがあったので、交換(*’ω’*)
地中埋設部分の保護はこれからは、引込柱の漏電ブレーカーで
出来るようにしましたが、
あとは、制御盤内のどれかの部品がまだ悪いので探します(; ・`д・´)
ピッチングマシンを駆動する、モーターをリレーで
制御している盤が4つあり、
そのうちの一つの盤が悪いことまでたどり着きました(; ・`д・´)
モーター自体の絶縁は悪くなく、フロートスイッチを使って
制御しているのですが、おそらくその部品か、
そのあたりだと思うのですが、機械屋さんというか、
この制御回路を作った人のほうが詳しいので、後日
きてもらうように説明をして
一つだけピッチングマシンの電源を切り離して、
のこりのマシンは動くようにしました(; ・`д・´)
残りのピッチングマシンの動作テストは完了(‘◇’)ゞ
18年前に営業を開始して、それからトラブルは初めてだと
お店の人はいうのですが、
マシン部分の故障だともう部品がないとおもうのと、
ピッチングマシンと、ボールを送ってくる装置との制御系の
調整ですが、
こういうのは、最初にシステムを造った人でないとわからない
ので、我々が急にきて図面が無い場合は、理解するのに
時間がかかります( ;∀;)
最後まで直していないのですが、決して放棄したわけではなく
夕方にきて、夜も遅く、配線を辿るには環境が悪いのもあり、
とりあえず、一台をのこして他の機械で営業だけできるようにして
改めて機械屋さんに調査、部品調達してもらうほうが
効率がいいと判断したわけです(; ・`д・´)
図面が無い中での漏電改修は、悩み、調べ、
手間はかかっているにもかかわらず、
結局わからなかったりして
その苦労は施主様側には伝わらないものです( ;∀;)